小説、映画、絵手紙、都々逸
by cuckoo2006
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28
カテゴリ
全体
本(日本のもの)
本(外国のもの)
海外ミステリー
村上春樹
邦画
洋画
舞台
えてがみどどいつ
3分スピーチ@話し方教室
未分類
以前の記事
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
more...
最新のコメント
saheiziさん 親..
by cuckoo2006 at 11:10
近所の子供が話をしたこと..
by saheizi-inokori at 22:45
登山の後の車中のビールこ..
by cuckoo2006 at 13:41
この歌大好きです。山や海..
by まさ尋 at 10:01
まさ尋さん 旧中山道歩..
by cuckoo2006 at 21:45
突き出しつまんだ呑めない..
by cuckoo2006 at 21:34
飲めない人のことを考えな..
by まさ尋 at 07:49
今山の会で月1回旧中山道..
by まさ尋 at 07:45
saheiziさん 痛..
by cuckoo2006 at 01:19
ほんとに健康なときにはち..
by saheizi-inokori at 20:58
最新のトラックバック
2014年版:実力派若手..
from dezire_photo &..
修羅を脱け出せるのはデク..
from 梟通信~ホンの戯言
アントーニオは鬱で猿之助..
from 梟通信~ホンの戯言
イリュージョニスト
from 龍眼日記 Longan D..
武士の一分
from 映画や本を淡々と語る
mini review ..
from サーカスな日々
「手紙」東野圭吾著、読ん..
from 男を磨く旅
エジンバラ といえば
from エジンバラ?
チルドレン |伊坂 幸太郎
from ミステリー倶楽部
ブルー・リボン賞。渡辺謙..
from 芸能ニュース 速報ニュース ..
ブックマーク  (五十音順)
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


如月「カメラ」えてがみどどいつ

d0074962_14322909.jpg
首から提げてる双眼鏡は何でも見る気のバスツアー

# by cuckoo2006 | 2017-02-18 14:34 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「ブックカバー」えてがみどどいつ

d0074962_21040043.jpg
床屋行こうか珈琲飲もか文庫本だけ持って出る

# by cuckoo2006 | 2017-02-14 21:05 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「東京ばな奈」えてがみどどいつ

d0074962_17283073.jpg
生まれついての東京人でそこは聞かない触らない

# by cuckoo2006 | 2017-02-12 17:29 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「冷たい」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマは、「冷たい」です。

私が冷たいと思われ、ビックリした話をいたします。

それは大学に入学して間もない頃のことでした。
仲良くなり始めた地方出身のクラスメートに「あなたはホントに東京の子ねえ」と言われました。
また別の友達から「あなたは外見は田舎娘だけど中身は本当に東京の子ねえ」と言われたこともあります。

“東京の子”というのは、決していい意味で言っているのではないと18歳の私もさすがに分かりました。
けれどもその当時、太めで明るくてごくごく平凡な学生だった私の何が“東京の子”かさっぱり解りませんでした。

その友達が、家に遊びに来たことがあります。
母が昼ご飯を作って出してくれました。
すると友達が「あなたのお母さんも東京のお母さんねえ」としみじみ言うのです。
母のことまで冷たいと言われるのは私も納得がいかず「それはどういう意味?」と訊きました。

すると友達は「うちのお母ちゃんだったら私達の間にずーっと座ってお喋りして根掘り葉掘り聞くわ」
というのです。
たまげました。
実際、母は、友達に挨拶して「ごゆっくり」とすぐに引っ込んだのでした。
私の母は大人しくて無口な質ですが、私が高校の友達の家へ遊びに行った時の友達のお母さんの行動と大差ないものに思えました。

相手のごく個人的な事情をあれこれ尋ねるのは失礼、というのが私の中に当たり前のようにインプットされた考えでした。
しかし、西の文化圏で育った夫と結婚し、全く反対の考えに出会いました。
それは、「個人的な事を尋ねないのは失礼、水臭い」というものです。
目からウロコです。

あれこれ聞くのは失礼と言う人種と、あれこれ聞かないのは失礼と思う人種が出会ったのですから大変なことでした。
どんな大変なことがあったかは長くなりますので、またの機会にお話しいたします(笑)

18歳の時、思いもよらず冷たいと思われてしまった私は、きっと今も全く変わっていないでしょう。
年を重ねるごとに母に似てきた私は東京の引っ込み思案のオバサンになり、友達は四国のサバサバしたオバサンになり、元気に暮らしています。

ありがとうございました。


♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「お散歩、大好きさ!シッポが下がってるのは見ないでおくれょ」

d0074962_20271569.jpg

d0074962_20262224.jpg

d0074962_20255004.jpg

d0074962_20263754.jpg

d0074962_20250144.jpg



# by cuckoo2006 | 2017-02-11 20:45 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(0)

如月「フライ返し」えてがみどどいつ

d0074962_18263872.jpg
鍋にまな板しゃもじも要るね戻って進んで合羽橋

# by cuckoo2006 | 2017-02-06 18:28 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「十姉妹」えてがみどどいつ

d0074962_14115872.jpg
籠の小鳥は菜っ葉をつつく政治も天気も朝の声

# by cuckoo2006 | 2017-02-03 14:13 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「サラバ!」西加奈子〔著〕

d0074962_16135098.jpgd0074962_16140043.jpg

内容(「BOOK」データベースより)

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。


 一昨年、直木賞を受賞した「サラバ!」をようやく読了。本の続きが読みたくて読みたくて、早めに寝床へ向かいました。

 

 物語の語り手は、圷歩(あくつあゆむ)。1977年5月、歩は父の赴任先のイランで産声を上げます。優しい父と美人で奔放な母、そして4歳違いの姉・貴子。貴子は幼い頃から並外れた変わり者で、成長するにつれ母との対立を深めます。それでもイランでの生活は家族の一番幸福な時代でした。

 

 上巻では、海外の現地駐在員家族の生活が臨場感いっぱいに描かれます。現地の貧しい子供達への感情、数年後には日本に帰ることが前提の日本人学校の子供社会等が生き生きと描かれ、子供の目を通したルポルタージュを読んでいるようでした。

 

 第二の赴任地のエジプトで、歩は言葉の通じない親友ヤコブを得ます。両親の不穏の空気に、歩は家庭内で気配を消すことで自分を守っていました。ヤコブと居る時だけその不安を忘れることが出来たのです。

 

 どこへ行っても安定した人間関係を築くことが出来ない姉に対して、容姿にも恵まれた歩は魅力ある存在として人生を歩んでいきます。しかし、大学を卒業した数年後、盤石な安定感を保っていた歩の外見に陰りが見え始めます。生まれた時から無条件に受けてきた好意を失った歩は大きく変わってしまいます。

 

 下巻は、ここから歩の迷走が主題となります。学生時代の放蕩も歩の容姿があってこそなので、その衰えには同情できません。それでも、大人になるずっと前から大人でいなければならなかった歩の苦しさは察しられました。

 

 人生は、持って生まれたものやその恩恵だけでは越えられない地点がやがて来ます。歩とは反対に、もがき苦しんできた姉にはしっかりとした軸が出来ていたのです。「自分だけが信じられるものが歩にはない。だから揺れてばかりいる。」貴子は弟に語りかけます。不器用に傷つきながら生きて来た貴子と、小器用にスマートにきた歩。姉と歩の人生が逆転する瞬間は、恐いくらい現実をすくい取っています。

 

 若い父と母に何があったのか、その事によって家族に何が起ったのか、歩は遂に知ります。絶え間のない嵐の中にいたような家族一人一人の苦しさが浮かび上がります。自分が信じるものを見つけ出す旅に出る歩。ナイル河を臨みながら再会したヤコブと語り合う場面は、涙が出ました。37歳になった歩は、自分が、「自分」を捕まえる一歩一歩を踏みしめます。

 

 生涯最良の一冊と言える面白さでした。


# by cuckoo2006 | 2017-01-26 15:15 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

「今年の抱負」3分スピーチ

皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の抱負は、挨拶をすることです。
私が住んでいるのは300世帯が暮らす集合住宅です。
ここを終の棲家と決め移り住んで9年目に入ります。

引っ越して来た当初は、住民同士が挨拶を交わすことが新鮮に思え、気持ちの良い所へ来られて良かったなあと思っていました。
けれども、ここ数年、若い人達が多くなってきた頃から、こちらから挨拶をしても無反応なケースが出てきました。

特に衝撃的だったのは、小学生の子供連れの親子に「こんにちは」と真正面から挨拶をして全く無視されたことです。
親子喧嘩の真っ最中だったのか?はたまたお母さんの虫の居所がよっぽど悪かったのか?すれ違ってから頭を捻りました。
そういうことが、その後も数回あったのです。

そうしましたら最近テレビで、私が体験したそのままのことが取り上げられていました。
今の物騒な世の中、若いお母さん方は、我が子に知らない人と口を聞いてはいけないことを教えるため、同じマンションの中でも知らない人に挨拶をしないように言い聞かせているとのことでした。

つまり、私を無視したお母さんは、マンションの知らないオバサンに挨拶を返さないことで、自ら子供にお手本を示していたのです。
思い出してみると、一緒に居た低学年の女の子は私立の学校の制服を着ていました。
お母さんも一生懸命なのだと同情する気持ちが起きました。

人と気持ち良く挨拶を交わしたい、という気持ちは山々です。
でも挨拶を完全にスルーされると、何しろ器が小さいものですからムカッとし、心の中で「無視か~い?!」と叫びます。
無視されると精神衛生上良くないものですから、近頃では保険をかけるようにしました。

どのように保険をかけるかと言いますと、すれ違う2、3m前に、こちらから軽く会釈をします。
そうするとほとんどの人が「こんにちは」と返してくれます。
それで初めてこちらからも「こんにちは」と挨拶するのです。
こうすると無視されるダメージが軽減します。

しかし、年が明け、私は遂に決心しました。
たとえ無視されても、ダメージ軽減などの姑息な考えは捨て、こちらから明るく挨拶するのが一番気持ち良いのだと。
そういう小さなことを率先していくのが年長者の努めなのだと。
そんなふうに思うようになりました。

無視した人も次には挨拶を返してくれるかも知れません。
挨拶をすることを、私の今年の抱負といたします。

ありがとうございました。

♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「ボクの一番好きな場所、多磨墓地に来たよ。ニガテな犬にも会わないから駆け回っちゃうんだ!」

d0074962_15502542.jpg
d0074962_15504005.jpg




# by cuckoo2006 | 2017-01-16 15:54 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(2)

睦月「チューリップ」えてがみどどいつ

d0074962_15091608.jpg
おんなじ病気の待合室は薬も痛みも自慢する

# by cuckoo2006 | 2017-01-12 15:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「葉ボタン」えてがみどどいつ

d0074962_13532719.jpg
息子一家も帰った炬燵猫とくっつく年始め

# by cuckoo2006 | 2017-01-07 13:55 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「センリョウ」えてがみどどいつ

d0074962_17082513.jpg
お参り済んだら甘酒飲もう頬に手袋押し当てる

# by cuckoo2006 | 2017-01-05 17:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「羽子板」えてがみどどいつ

d0074962_15460983.jpg
雑煮の餅から始まる喧嘩煮ても焼いてもこの夫婦

# by cuckoo2006 | 2017-01-03 15:47 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「招福酉年置物」えてがみどどいつ

d0074962_15180361.jpg
高くは飛べないにわとり年のご飯に落とした生卵

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
あけましておめでとうございます

大晦日の紅白歌合戦では、AIの歌った「みんながみんな英雄」が一番沁みました。
原曲は、涙が出るほど懐かしいフォークダンスの「オクラホマミキサー」です♪

 ♪悩んでは 忘れて~ 忘れては 悩んで~

 ♪走っては 休んで~ 休んでは 休んで~

皆さまの2017年が健康第一の良い年でありますように!

今年もよろしくお願いいたします。

# by cuckoo2006 | 2017-01-01 15:31 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「フリージア」えてがみどどいつ

d0074962_16500481.jpg
お目目は娘でお口は婿で赤ちゃんみんなを繋げてる


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
2016年も暮れようとしています。
今年も「気ままな読書ノート、絵手紙with都々逸と」をお読みくださりありがとうございました。
アクセスレポートという機能から前の日の訪問者数が、パソコンから何人、ケータイから何人と表示されます。
10年前に1桁だった人数は、10年経った今では10倍に増え、と言いたいところですが、5倍というのが正直な数字です。
確実に、どこかのどなたかが見て下さっているその数字が、嬉しい励みとなっております。
来年も代り映えしない当店ですが、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
皆さま、どうぞ良いお年をー


# by cuckoo2006 | 2016-12-31 17:27 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「幸せなひとりぼっち」監督ハンネス・ホルム

d0074962_15353745.jpg

解説
孤独な老人が隣人一家との触れあいを通して再生していく姿を描いたスウェーデン発のヒューマンドラマ。世界的ベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説を映画化し、スウェーデンで大ヒットを記録した。愛する妻に先立たれ、悲しみに暮れる孤独な毎日を送っていた老人オーベ。そんなある日、隣の家にパルバネ一家が引っ越してくる。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、何かと問題を持ち込んでくるパルバネたちにうんざりするオーベだったが、次第に彼らに心を開くようになり、やがて妻との思い出を語りはじめる。「アフター・ウェディング」のロルフ・ラスゴードが主人公オーベを好演。スウェーデンのアカデミー賞と言われるゴールデンビートル賞で主演男優賞と観客賞をダブル受賞した。(eiga.comより)

 
 スウェーデン国民の5人に1人が見たという記録的大ヒット作品。心がラクになるような後味の良い映画でした。

 妻に先立たれ、会社をクビになったオーベは、近隣でも偏屈者として煙たがられています。もうこの世におさらばしようと決めたオーベの家の隣に、イランからの移民一家が越してきます。3人目を妊娠中の妻パルバネは、人とのコミュニケーションにおいて、一瞬ためらう、やる前に迷う、という事が一切ありません。親切は考えた末にやめてしまう私にとって、パルバネの真っ直ぐさは衝撃的です。遠慮などしてたら生きてはいけないし、生き抜くためにオーベの本質を見抜く目も持っていたのでしょう。

 オーベが死のうとすると、若き日の幸せだった自分と妻の映像が蘇ります。大体それは隣の一家に邪魔されて現実に戻るのですが、死のうと思っていた数分後には、もう怒ったり駆け出したりしている。人の気持ちって本当にこんな風です。ちょっとお茶を飲んだり、ちょっと外へ出たりすると、さっきまでの絶望的な気分はどこかへ行ってしまう。またその反対に、体をぶつけ合って笑っていたオーベとパルバネが、どちらかの一言で瞬く間に険悪な雰囲気になる。そしてその後、また気分は変わります。人の暮らしって、人生って、だましだましだなあとつくづく思います。

 正論ばかり振り回す、出来ることなら近づきたくないオーベに、周りの人達が優しいのはきっと亡妻ソーニャが積み上げた遺産でもあったのでしょう。そして、オーベの最期にパルバネがすぐに気づいたのは、オーベが毎朝欠かすことがなかった日課のせい。それはオーベがこの世をより良く生きた証のようでした。そしてオーベの胸の上で彼を見守っていたもの、それも彼がこれまでの人生をどんなふうに生きてきたかを物語っていたのでした。


@ヒューマントラスト渋谷

# by cuckoo2006 | 2016-12-29 17:15 | 洋画 | Trackback | Comments(0)

師走「蓮根」えてがみどどいつ

d0074962_15552853.jpg

炬燵どかした百人一首母もエプロン外してる

# by cuckoo2006 | 2016-12-26 20:48 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「蜜柑」えてがみどどいつ

d0074962_17202601.jpg
後ろの席から蜜柑が香るふるさと近づく夜行バス

# by cuckoo2006 | 2016-12-23 17:21 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

師走「柚子」えてがみどどいつ

d0074962_15390559.jpg
父さん母さん相変わらずで喧嘩しながら暮らしてる

# by cuckoo2006 | 2016-12-17 15:39 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「シクラメン」えてがみどどいつ

d0074962_16585395.jpg
手足が命が元気に動く孫と会ってる超音波

# by cuckoo2006 | 2016-12-14 16:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「素晴らしいと思った事」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマは「素晴らしいと思った事」、私が素晴らしいと思うのは、自分の足で駅まで歩き、電車に乗ってどこでも行きたい場所に行けることです。

こんなことは当たり前に思ってしまいますが、足が悪くなるとそれが途端に難しいことになります。
私はリウマチの持病があり、もう30年を越える長い付き合いです。
持病とは無理することなく仲良く暮らしています。
家族からは「あんたは一病息災で絶対長生きする」と言われています。
そんな私の趣味は、一人遠足と称して、自分のペースで好きな所へ出かけること。

ところが、今から5、6年ほど前にかつてないほどリウマチが暴れ出し、具合が悪くなってしまいました。
トイレに行くのも一大事業で、杖をついて外出していました。
足が覚束ないと駅の人混みやエスカレーターは恐いものです。

それでも新薬が徐々に身体に合ってきて体調が上向いてきました。
久し振りに一人遠足に出てみようという気分にもなりました。
季節は、6月、向かったところは、堀切菖蒲園です。

駅から菖蒲園へ向かう細い道の両側には紫陽花が咲いていました。
その小径をゆっくり歩いている時「ああ、私は、また自分の行きたい所へ来られたんだ」
と嬉しい気持ちが湧き上がってきたことをはっきり覚えています。

お陰様で、今は毎日犬の散歩するほど足の具合が良くなりました。
そうなると、そんなことも当たり前に思えてしまいます。
それでも時々、疲れや冷えで体調が悪くなると、普段元気にどこへでも出かけて行けることが、どんなに素晴らしいことか改めて実感します。

元気に動けるって嬉しいなあと思いながら、これからも色々な所へ出かけて行きたいと思っています。

ありがとうございました。

♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
緑のボールがお気に入り♪ 「ドリブルが得意サ」


d0074962_15420295.jpg

d0074962_15284937.jpg
d0074962_15430408.jpg


# by cuckoo2006 | 2016-12-10 17:25 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(4)

霜月「土鍋」えてがみどどいつ

d0074962_15582552.jpg
牡蠣と帆立も鍋には入れろ荷物運びが口を出す

# by cuckoo2006 | 2016-11-29 15:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

霜月「赤べこ」えてがみどどいつ

d0074962_16521709.jpg
赤べこ小さく頷きながら私の話を聞いている

# by cuckoo2006 | 2016-11-26 16:53 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「永い言い訳」監督西川美和

d0074962_16034056.jpg


解説

「ゆれる」「ディア・ドクター」の西川美和監督が、第153回直木賞候補作にもなった自著を自身の監督、脚本により映画化。人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、突然のバス事故により、長年連れ添った妻を失うが、妻との間にはすでに愛情と呼べるようなものは存在せず、妻を亡くして悲しみにくれる夫を演じることしかできなかった。そんなある時、幸夫は同じ事故で亡くなった妻の親友の遺族と出会う。幸夫と同じように妻を亡くしたトラック運転手の大宮は、幼い2人の子どもを遺して旅立った妻の死に憔悴していた。その様子を目にした幸夫は、大宮家へ通い、兄妹の面倒を見ることを申し出る。なぜそのようなことを口にしたのか、その理由は幸夫自身にもよくわかっていなかったが……。

(eiga.comより)





 衝撃的な作品でした。衝撃的という言葉を使ったのは多分「ブラックスワン」以来。ブログを始めて10年になりますが、衝撃の種類は違えど
とこの「永い言い訳」は私の中で飛び抜けて衝撃度の高い映画です。


 どんなふうに衝撃的かと言いますと、自分の中の過去の未解決なままの感情が湧き上がってくるような感覚。胸のザワザワが数日間、後を引きました。そういう意味で不思議な力を持った映画です。


 妻・夏子(深津絵里)が夫・幸夫(本木雅弘)の髪を切っているシーンから物語は幕を開けます。美容院かなと思わせた場所は瀟洒なマンションのリビングルーム。些細なことで苛立っている夫を、優しさと強さで受け止めているように見える妻。このやり取りが息苦しいほどにリアルなのです。只ならぬ気配がスクリーンから伝わります。


 スキー旅行の出で立ちで親友とはしゃぎ合う妻。夜行バスの中の楽しそうな様子。著名な美容師として活躍する妻は、周囲からも信頼され精神的に安定しているように見えます。その妻がバスの中で見せた横顔が、この作品を象徴する映像です。白々と明けていく窓の外を眺める妻の横顔が胸に焼き付きました。


 妻を送り出した後、招き入れた愛人(黒木華)への「いらっしゃーい」の幸夫の声。押さえようとしても隠せない弾んだ甘さ。モッくんは上手かった!本木雅弘を見るのは
以来になりますが、幸夫が見せるが様々な表情が自然で巧みでした。


 あれほど鼻持ちならなかった幸夫が人が変わったように、バス事故で妻と一緒に死んだ親友の遺した子供達(兄・真平と妹・灯)の世話をしに行くことになります。かなり唐突にも感じますが、そうでもしなければ生きていられないほど彼の苦しみは大きかったのでしょう。


 夜、塾の帰りに眠り込んだ真平はバス停を乗り過ごしてしまいます。迎えに出ていた幸夫は次のバス停まで自転車を飛ばし、バスに駆け上がって真平を起こします。「ボク疲れちゃって・・」と寝ぼけながら言い訳する真平。この場面が泣けました。感情を表に出すことが不得手な幸夫と真平は、相通ずるものをお互いに感じます。幸夫と子供達の交流の中で、一番沁みたシーンでした。


 明るく切なく、遺された者達は日々の暮らしを生きていきます。妻の人生は幸せだったのだろうか?観ている間中、こちらまで問い掛けられている気持ちになりました。夏子が携帯電話の未送信フォルダに残したメールは、その時の真実。それでも物書きとしてスランプに苛立つ夫を心のどこかで理解していたのではないか、とも思いたい。今でも妻の横顔がフラッシュバックします。


 来春発表の日本アカデミー賞総なめ間違いナシ、でありましょう!



@TOHOシネマズ西新井


# by cuckoo2006 | 2016-11-19 13:59 | 邦画 | Trackback | Comments(0)

「お酒」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のお題は「お酒」です。

私はお酒がほとんど飲めませんので、「飲みに行く」ということはまずありません。
それでも趣味の歌会や句会の後の打ち上げで、お酒を飲むというより舐めることはあります。

会の終了後、近くの居酒屋へ向かう時、お仲間達から「さあ呑むぞ~」というウキウキした気分が伝わってきます。
席につくとまず飲み物の注文。
最初はジョッキの中、あるいは最初から日本酒と分かれます。
飲めない私はここでウーロン茶というのが面白くなく、毎回「ゆずサワー」などを注文します。
このゆずサワーは時間が経つにつれ、氷が解けてどんどん薄くなり、どんどん私に丁度良くなってくるのです。

それで私としては、酒の肴と一緒に今すぐに焼きおにぎりや焼きソバなどが食べたいところなのですが、そういうものは、ゆずサワーがほとんど水になるまで出てきません。

お酒飲み達は、"八海山”とか"越後親父”とか“北海鬼ごろし”だとかを嬉しそうに注文し、思わず私も一口貰いたくなるほど美味しそうに呑んでいます。
「お、"だっさい"がありますねー。〇〇さん、一杯いきますか~」と訊かれ、断る人を見たことがありません。

酒好きだった父が「酒飲みは意地汚いもんサ」と表面張力させたコップに嬉しそうに口を持っていったことを思い出し、微笑ましい気持ちになります。
 
ゆずサワー1杯で真っ赤になった私も気持ちが良くなり、老若男女で他愛もない話を笑い合うひと時を楽しんでいます。

下戸から見たお酒の話でした。

ありがとうございました。


♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「カーチャン、早くお散歩行こうよぉ」
d0074962_18101676.jpg



# by cuckoo2006 | 2016-11-13 15:09 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(2)

霜月「黒電話」えてがみどどいつ

d0074962_15430158.jpg
ダイヤル回せば彼女の親父出て来る昭和の電話口

# by cuckoo2006 | 2016-11-11 15:43 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

霜月「柿」えてがみどどいつ

d0074962_19034289.jpg
お茶が入った天気になった秋の夫婦の言葉数

# by cuckoo2006 | 2016-11-08 19:04 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

霜月「林檎」えてがみどどいつ

d0074962_17011590.jpg
ちゃんと林檎が林檎に見える母の絵手紙習い立て

# by cuckoo2006 | 2016-11-01 17:03 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「羊と鋼の森」宮下奈都〔著〕

d0074962_14404501.jpg

内容(「Book」データベースより)

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。


 全体を流れるトーンは、私の好きな小川洋子作品
を思い起こす静謐さです。

 森に囲まれた山間の集落で生まれ育った外村(とむら)は高校生の時、体育館のピアノの調律に偶然立ち会う。蓋を開けたグランドピアノの鍵盤を調律師が叩くと、森の匂いがしました。

 この出会いにより何かに導かれるように、外村は調律師になる道を歩み出します。調律という森に足を踏み入れてしまった外村は、もがきながらも一歩一歩前に進んで行く。そこは迷い込んだら帰れない鬱蒼と茂った暗い森のようでした。

 音を描写する繊細な言葉に引き込まれます。ピアノの中にあるハンマーが羊の毛で作られたフェルトであること。いい草を食べて育ったいい羊の毛を使ったフェルトがいい音を出すこと。ピアノの木はスプルースという松の木の一種であること。音から景色が浮かんでくること。外村と一緒に感覚が研ぎ澄まされていくようです。

 それと物語のもう一つの魅力は、外村が暗中模索する姿に共感できるところ。調律師という馴染みの少ない職種が描かれますが、外村の苦しみはどんな仕事にも共通するように思えます。実は自分には不向きなのではないか、自分が一人前になる姿が皆目想像出来ない、何をどうすればいいのかさえ解らない、、熱意はたやすく不安や葛藤に押しつぶされます。

本の中には、たくさんの会話があります。
「焦ってはいけない。こつこつ、こつこつです」
「どういうふうにこつこつするのが正しいのでしょう」
「こつこつと迷って、こつこつとヒット・エンド・ランです」
「ホームランはないんですね」
「ホームランを狙ってはだめなんです」

 その他にも、
「料理人が一度の味見で決めるように調律師も一度で音を決められなかったら迷い続けることになる」
「どんなことでも1万時間かければ形になる。悩むならその後にしろ」1万時間はだいたい5、6年ということらしい。
「才能っていうのは、どんなことがあっても、そこから離れられない執念や闘志みたいなもの」

 私も先輩達の言葉に励まされました。
 
 外村は少年の頃、森をあてもなく歩いている時にだけ自分はゆるされている、世界と調和していると感じることができた。彼はそれをピアノの中に見つけます。自分を包んでいたあの森をピアノで再現できる日まで外村は努力を続けるのでしょう。
 
 芥川賞は、コンビニ人間」
に破れましたが、2016年本屋大賞受賞作品。地道に頑張れば何とかなる!それしかないのだ!若い人をたくさん励ました本に違いありません。


# by cuckoo2006 | 2016-10-26 21:15 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

神無月「玉葱」えてがみどどいつ

d0074962_21402795.jpg
玉ねぎ刻んだついでに泣いて夕焼け空には秋がある
# by cuckoo2006 | 2016-10-17 18:20 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

神無月「青い蜜柑」えてがみどどいつ

d0074962_21434161.jpg
秋空いっぱい運動会は青い蜜柑に立てる爪
# by cuckoo2006 | 2016-10-11 16:12 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)