小説、映画、絵手紙、都々逸
by cuckoo2006
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弥生「急須」えてがみどどいつ

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一度あんたも行ったらいいと旅の土産が良く喋る

# by cuckoo2006 | 2017-03-20 17:33 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

弥生「スイトピー」えてがみどどいつ

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春の日差しに初孫抱いて一枚着せたり脱がせたり

# by cuckoo2006 | 2017-03-18 20:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「騎士団長殺し」第1部,第2部 村上春樹〔著〕

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内容紹介

『1Q84』から7年――、
待ちかねた書き下ろし本格長編
その年の五月から翌年の初めにかけて、私は狭い谷間の入り口近くの、山の上に住んでいた。夏には谷の奥の方でひっきりなしに雨が降ったが、谷の外側はだいたい晴れていた……それは孤独で静謐な日々であるはずだった。騎士団長が顕(あらわ)れるまでは。


 この本を読み終らないうちは他の事が手につかないくらいの面白さでした。「1Q84」、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」、「女のいない男たち」と比較にならないほど引き込まれました。プロローグからの64章を1章だけ読んで本を閉じることは一度もありませんでした。


 3月半ばの日曜の午後、妻から、もう一緒には暮らすことはできない、と告げられた「私」はその日のうちに車で家を出ます。都内の道路をあてもなく走った後、向かったのは北の方角。東北の町を彷徨いながら、妻との出逢いや、その妻が思い出させる幼い頃亡くなった妹との記憶が綴られます。主人公の一人称が「私」というのも初めての気がするし、いつもの村上春樹とはどこか違う雰囲気です。期待に胸が高鳴りました。


 5月に入って「私」が、小田原郊外の山頂の“雨田具彦”の家で新しい生活を始めるあたりからは、すっかりいつもの村上さんの世界になります。登場人物一人一人に既視感が湧いてきます。“羊男”のような象徴的人物も現れます。正直、ワクワク3割にガッカリ7割。けれども村上さんは、ここから最後の最後まで面白さを加速してみせます。


 読み終わっても謎は一つも解かれず、すべては読者に委ねられるのはいつもと一緒。私の好みの

に近いものを感じました。主人公が異界の洞窟を進んで行くところは、村上さんの真骨頂。約5章を費やし“メタファー通路”を進む描写には並外れた作者の文章力を感じました。


 私が一番心に残ったのは“免色渉”の存在。孤高で魅力的な”免色さん”の中には“白いスバル・フォレスターの男”が象徴するものが棲んでいたのでしょう。あの時、“まりえ”が居たのはギリギリの場所。彼女の前に立った室内履きの男は、邪悪な“免色さん”だったように思います。絵の作者“雨田具彦”が最期に救いを得たのも印象的でした。


 絵画が重要な題材になっていること、そして谷を挟んだ三軒の家という構図が物語の独自の魅力を高めます。音楽、車、食べ物、登場人物達の服装、そういうきめ細やかな描写を楽しめるのもいつも通り。村上ブランドのお祭りに楽しく乗れたことも含めて最高に面白い本でした。


# by cuckoo2006 | 2017-03-15 20:22 | 村上春樹 | Trackback | Comments(0)

弥生「ぐい飲み」えてがみどどいつ

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今日の目安の一合半を昼間の蕎麦屋で呑んじまう

# by cuckoo2006 | 2017-03-13 15:06 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「匂い」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のお題は、「匂い」。
久し振りに嗅いだ新築の木の匂いのお話をいたします。

今年に入って長男が約4年ぶりに独り暮らしを始めました。
新しい住まいは通勤時間が短くなる場所です。
引っ越しの当日、私達両親もどんな所なのか見ておこうと後から訪ねてみました。

長男が学生時代から住んでいたのは隙間風の抜ける六畳一間の古いアパートでした。
今度の所も1Kのこじんまりしたアパートですが、その外観はなかなかお洒落でした。
「ずいぶん出世したじゃないの」と息子をからかってやりました。

アパートの部屋のドアを開けた瞬間、ふぁーんと新築の木の独特の匂いがしました。
後から入って来た夫も「お、木の匂いがするなあ」とまず口にしました。
その新築の木のいい匂いに、不思議と息子の新しい生活に安心感が湧いてきました。

長男が出て行く前に、家で良く作る豚汁や野菜スープのレシピを持たせました。
夫は「いい年した息子に甘いねえ」と言いました。
その夫も部屋に入って直ぐに、いい年した息子にテレビのBSやビデオを繋いでやっています。

人の倍、紆余曲折を経た息子ですが、これからもここで元気に暮らして行くことを願っています。
新築の木の匂いも息子を応援しているように感じた、親馬鹿のお話でした。

ありがとうございました。

♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「ボクのプライベート空間だよ。電信柱をイメージしてるんだ」

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# by cuckoo2006 | 2017-03-11 21:43 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(0)

弥生「ぼんたん」えてがみどどいつ

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みんな忘れた悲しいことは母の明るい笑い声

# by cuckoo2006 | 2017-03-09 21:19 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

弥生「鯛焼き」えてがみどどいつ

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大横綱にもなれそな予感しないでもない稀勢の里

# by cuckoo2006 | 2017-03-06 15:14 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

弥生「花桃」えてがみどどいつ

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春の長谷路は大仏様の頭が見えたり隠れたり

# by cuckoo2006 | 2017-03-04 14:45 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

弥生「カーネーション」えてがみどどいつ

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花の名前を知ってる妻と矢印通りに春をゆく

# by cuckoo2006 | 2017-03-02 14:27 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「阿蘭陀西鶴」朝井まかて〔著〕

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内容紹介

江戸前期を代表する作家・井原西鶴。彼の娘おあいは、盲目の身ながら、亡き母の代わりに料理も裁縫もこなす。一方、西鶴は、手前勝手でええ格好しぃで自慢たれ。傍迷惑な父親と思っていたおあいだったが、『好色一代男』の朗読を聴いて、父への想いが変わり始める。小説を読む歓びに満ちた、織田作之助受賞作。

 

 また一人、相性の良い作家と出会えました。「朝井まかて」さんです。


 物語の語り手は、井原西鶴の盲目の娘おあい。若くして亡くなった母に家事の一通りを仕込まれたおあいは父の身の回りの世話に追われていました。


 大阪の俳壇の主流から外れ、思うような評価を得られない西鶴は自ら異端を意味する阿蘭陀西鶴を名乗ります。一晩に数千句を独吟する興業を打つなど派手な自己演出ばかりする西鶴が唯一神経を尖らせる存在が、江戸の松尾芭蕉でした。


 西鶴は今まで誰も読んだことのない物語を書くため、おあいを伴い旅に出ます。この旅で、おあいは、為すことすべてが大仰ではた迷惑と思っていた父の別の面に触れます。父に対するおあいの気持ちが変化していくので読者の西鶴に対する印象も徐々に変わっていきます。やがて後生に残る「好色一代男」が完成します。


 私が深く印象に残ったのは、女中のお玉が、嫁ぐこともなく父の傍らで生きたおあいに別れ際に告げる言葉。「旦那さんは嬢さんを便利に使って酷なことしはるって思うてたけど、今日、そんな捉えようは見当違いいなんて思うた。こないな生きようもあるんやなんて」。この時、お玉とおあいの間を隔てていたものが少しだけ動き風が通ります。世間や自分の尺度で人の生き方を同情したり批判したりするのは独りよがりの的外れ、と教えられます。


 “世之介”のモデルのような親の身代をつぶした若旦那の末路や捨て子だった歌舞伎役者の最期もそれぞれが自分の人生を生きたのでしょう。西鶴の人間を捉える目を感じます。


 おあいが道に迷いしゃがみ込んだ時、幼い頃里子に出された弟の「ねえちゃんじゃないか」の声が聞こえます。「自分のせいで申し訳ない」と何度も弟に詫びるおあい。抑制の効いた性格のおあいの哀しさが募りました。


 巻末の解説に、井原西鶴は日本初のエンタメ作家とあります。盲目の娘がいたのも事実のようです。芭蕉に嫉妬し、近松門左衛門を「律儀なやっちゃ」と感心する西鶴がぐっと身近に感じられた一冊です。


# by cuckoo2006 | 2017-02-22 21:08 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

如月「カメラ」えてがみどどいつ

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首から提げてる双眼鏡は何でも見る気のバスツアー

# by cuckoo2006 | 2017-02-18 14:34 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「ブックカバー」えてがみどどいつ

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床屋行こうか珈琲飲もか文庫本だけ持って出る

# by cuckoo2006 | 2017-02-14 21:05 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「東京ばな奈」えてがみどどいつ

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生まれついての東京人でそこは聞かない触らない

# by cuckoo2006 | 2017-02-12 17:29 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「冷たい」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマは、「冷たい」です。

私が冷たいと思われ、ビックリした話をいたします。

それは大学に入学して間もない頃のことでした。
仲良くなり始めた地方出身のクラスメートに「あなたはホントに東京の子ねえ」と言われました。
また別の友達から「あなたは外見は田舎娘だけど中身は本当に東京の子ねえ」と言われたこともあります。

“東京の子”というのは、決していい意味で言っているのではないと18歳の私もさすがに分かりました。
けれどもその当時、太めで明るくてごくごく平凡な学生だった私の何が“東京の子”かさっぱり解りませんでした。

その友達が、家に遊びに来たことがあります。
母が昼ご飯を作って出してくれました。
すると友達が「あなたのお母さんも東京のお母さんねえ」としみじみ言うのです。
母のことまで冷たいと言われるのは私も納得がいかず「それはどういう意味?」と訊きました。

すると友達は「うちのお母ちゃんだったら私達の間にずーっと座ってお喋りして根掘り葉掘り聞くわ」
というのです。
たまげました。
実際、母は、友達に挨拶して「ごゆっくり」とすぐに引っ込んだのでした。
私の母は大人しくて無口な質ですが、私が高校の友達の家へ遊びに行った時の友達のお母さんの行動と大差ないものに思えました。

相手のごく個人的な事情をあれこれ尋ねるのは失礼、というのが私の中に当たり前のようにインプットされた考えでした。
しかし、西の文化圏で育った夫と結婚し、全く反対の考えに出会いました。
それは、「個人的な事を尋ねないのは失礼、水臭い」というものです。
目からウロコです。

あれこれ聞くのは失礼と言う人種と、あれこれ聞かないのは失礼と思う人種が出会ったのですから大変なことでした。
どんな大変なことがあったかは長くなりますので、またの機会にお話しいたします(笑)

18歳の時、思いもよらず冷たいと思われてしまった私は、きっと今も全く変わっていないでしょう。
年を重ねるごとに母に似てきた私は東京の引っ込み思案のオバサンになり、友達は四国のサバサバしたオバサンになり、元気に暮らしています。

ありがとうございました。


♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「お散歩、大好きさ!シッポが下がってるのは見ないでおくれょ」

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# by cuckoo2006 | 2017-02-11 20:45 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(0)

如月「フライ返し」えてがみどどいつ

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鍋にまな板しゃもじも要るね戻って進んで合羽橋

# by cuckoo2006 | 2017-02-06 18:28 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

如月「十姉妹」えてがみどどいつ

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籠の小鳥は菜っ葉をつつく政治も天気も朝の声

# by cuckoo2006 | 2017-02-03 14:13 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「サラバ!」西加奈子〔著〕

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内容(「BOOK」データベースより)

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに―。


 一昨年、直木賞を受賞した「サラバ!」をようやく読了。本の続きが読みたくて読みたくて、早めに寝床へ向かいました。

 

 物語の語り手は、圷歩(あくつあゆむ)。1977年5月、歩は父の赴任先のイランで産声を上げます。優しい父と美人で奔放な母、そして4歳違いの姉・貴子。貴子は幼い頃から並外れた変わり者で、成長するにつれ母との対立を深めます。それでもイランでの生活は家族の一番幸福な時代でした。

 

 上巻では、海外の現地駐在員家族の生活が臨場感いっぱいに描かれます。現地の貧しい子供達への感情、数年後には日本に帰ることが前提の日本人学校の子供社会等が生き生きと描かれ、子供の目を通したルポルタージュを読んでいるようでした。

 

 第二の赴任地のエジプトで、歩は言葉の通じない親友ヤコブを得ます。両親の不穏の空気に、歩は家庭内で気配を消すことで自分を守っていました。ヤコブと居る時だけその不安を忘れることが出来たのです。

 

 どこへ行っても安定した人間関係を築くことが出来ない姉に対して、容姿にも恵まれた歩は魅力ある存在として人生を歩んでいきます。しかし、大学を卒業した数年後、盤石な安定感を保っていた歩の外見に陰りが見え始めます。生まれた時から無条件に受けてきた好意を失った歩は大きく変わってしまいます。

 

 下巻は、ここから歩の迷走が主題となります。学生時代の放蕩も歩の容姿があってこそなので、その衰えには同情できません。それでも、大人になるずっと前から大人でいなければならなかった歩の苦しさは察しられました。

 

 人生は、持って生まれたものやその恩恵だけでは越えられない地点がやがて来ます。歩とは反対に、もがき苦しんできた姉にはしっかりとした軸が出来ていたのです。「自分だけが信じられるものが歩にはない。だから揺れてばかりいる。」貴子は弟に語りかけます。不器用に傷つきながら生きて来た貴子と、小器用にスマートにきた歩。姉と歩の人生が逆転する瞬間は、恐いくらい現実をすくい取っています。

 

 若い父と母に何があったのか、その事によって家族に何が起ったのか、歩は遂に知ります。絶え間のない嵐の中にいたような家族一人一人の苦しさが浮かび上がります。自分が信じるものを見つけ出す旅に出る歩。ナイル河を臨みながら再会したヤコブと語り合う場面は、涙が出ました。37歳になった歩は、自分が、「自分」を捕まえる一歩一歩を踏みしめます。

 

 生涯最良の一冊と言える面白さでした。


# by cuckoo2006 | 2017-01-26 15:15 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

「今年の抱負」3分スピーチ

皆さま、明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の抱負は、挨拶をすることです。
私が住んでいるのは300世帯が暮らす集合住宅です。
ここを終の棲家と決め移り住んで9年目に入ります。

引っ越して来た当初は、住民同士が挨拶を交わすことが新鮮に思え、気持ちの良い所へ来られて良かったなあと思っていました。
けれども、ここ数年、若い人達が多くなってきた頃から、こちらから挨拶をしても無反応なケースが出てきました。

特に衝撃的だったのは、小学生の子供連れの親子に「こんにちは」と真正面から挨拶をして全く無視されたことです。
親子喧嘩の真っ最中だったのか?はたまたお母さんの虫の居所がよっぽど悪かったのか?すれ違ってから頭を捻りました。
そういうことが、その後も数回あったのです。

そうしましたら最近テレビで、私が体験したそのままのことが取り上げられていました。
今の物騒な世の中、若いお母さん方は、我が子に知らない人と口を聞いてはいけないことを教えるため、同じマンションの中でも知らない人に挨拶をしないように言い聞かせているとのことでした。

つまり、私を無視したお母さんは、マンションの知らないオバサンに挨拶を返さないことで、自ら子供にお手本を示していたのです。
思い出してみると、一緒に居た低学年の女の子は私立の学校の制服を着ていました。
お母さんも一生懸命なのだと同情する気持ちが起きました。

人と気持ち良く挨拶を交わしたい、という気持ちは山々です。
でも挨拶を完全にスルーされると、何しろ器が小さいものですからムカッとし、心の中で「無視か~い?!」と叫びます。
無視されると精神衛生上良くないものですから、近頃では保険をかけるようにしました。

どのように保険をかけるかと言いますと、すれ違う2、3m前に、こちらから軽く会釈をします。
そうするとほとんどの人が「こんにちは」と返してくれます。
それで初めてこちらからも「こんにちは」と挨拶するのです。
こうすると無視されるダメージが軽減します。

しかし、年が明け、私は遂に決心しました。
たとえ無視されても、ダメージ軽減などの姑息な考えは捨て、こちらから明るく挨拶するのが一番気持ち良いのだと。
そういう小さなことを率先していくのが年長者の努めなのだと。
そんなふうに思うようになりました。

無視した人も次には挨拶を返してくれるかも知れません。
挨拶をすることを、私の今年の抱負といたします。

ありがとうございました。

♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
「ボクの一番好きな場所、多磨墓地に来たよ。ニガテな犬にも会わないから駆け回っちゃうんだ!」

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# by cuckoo2006 | 2017-01-16 15:54 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(2)

睦月「チューリップ」えてがみどどいつ

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おんなじ病気の待合室は薬も痛みも自慢する

# by cuckoo2006 | 2017-01-12 15:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「葉ボタン」えてがみどどいつ

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息子一家も帰った炬燵猫とくっつく年始め

# by cuckoo2006 | 2017-01-07 13:55 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「センリョウ」えてがみどどいつ

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お参り済んだら甘酒飲もう頬に手袋押し当てる

# by cuckoo2006 | 2017-01-05 17:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「羽子板」えてがみどどいつ

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雑煮の餅から始まる喧嘩煮ても焼いてもこの夫婦

# by cuckoo2006 | 2017-01-03 15:47 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

睦月「招福酉年置物」えてがみどどいつ

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高くは飛べないにわとり年のご飯に落とした生卵

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
あけましておめでとうございます

大晦日の紅白歌合戦では、AIの歌った「みんながみんな英雄」が一番沁みました。
原曲は、涙が出るほど懐かしいフォークダンスの「オクラホマミキサー」です♪

 ♪悩んでは 忘れて~ 忘れては 悩んで~

 ♪走っては 休んで~ 休んでは 休んで~

皆さまの2017年が健康第一の良い年でありますように!

今年もよろしくお願いいたします。

# by cuckoo2006 | 2017-01-01 15:31 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「フリージア」えてがみどどいつ

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お目目は娘でお口は婿で赤ちゃんみんなを繋げてる


~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
2016年も暮れようとしています。
今年も「気ままな読書ノート、絵手紙with都々逸と」をお読みくださりありがとうございました。
アクセスレポートという機能から前の日の訪問者数が、パソコンから何人、ケータイから何人と表示されます。
10年前に1桁だった人数は、10年経った今では10倍に増え、と言いたいところですが、5倍というのが正直な数字です。
確実に、どこかのどなたかが見て下さっているその数字が、嬉しい励みとなっております。
来年も代り映えしない当店ですが、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
皆さま、どうぞ良いお年をー


# by cuckoo2006 | 2016-12-31 17:27 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「幸せなひとりぼっち」監督ハンネス・ホルム

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解説
孤独な老人が隣人一家との触れあいを通して再生していく姿を描いたスウェーデン発のヒューマンドラマ。世界的ベストセラーとなったフレドリック・バックマンの同名小説を映画化し、スウェーデンで大ヒットを記録した。愛する妻に先立たれ、悲しみに暮れる孤独な毎日を送っていた老人オーベ。そんなある日、隣の家にパルバネ一家が引っ越してくる。車のバック駐車や病院への送迎、娘たちの子守など、何かと問題を持ち込んでくるパルバネたちにうんざりするオーベだったが、次第に彼らに心を開くようになり、やがて妻との思い出を語りはじめる。「アフター・ウェディング」のロルフ・ラスゴードが主人公オーベを好演。スウェーデンのアカデミー賞と言われるゴールデンビートル賞で主演男優賞と観客賞をダブル受賞した。(eiga.comより)

 
 スウェーデン国民の5人に1人が見たという記録的大ヒット作品。心がラクになるような後味の良い映画でした。

 妻に先立たれ、会社をクビになったオーベは、近隣でも偏屈者として煙たがられています。もうこの世におさらばしようと決めたオーベの家の隣に、イランからの移民一家が越してきます。3人目を妊娠中の妻パルバネは、人とのコミュニケーションにおいて、一瞬ためらう、やる前に迷う、という事が一切ありません。親切は考えた末にやめてしまう私にとって、パルバネの真っ直ぐさは衝撃的です。遠慮などしてたら生きてはいけないし、生き抜くためにオーベの本質を見抜く目も持っていたのでしょう。

 オーベが死のうとすると、若き日の幸せだった自分と妻の映像が蘇ります。大体それは隣の一家に邪魔されて現実に戻るのですが、死のうと思っていた数分後には、もう怒ったり駆け出したりしている。人の気持ちって本当にこんな風です。ちょっとお茶を飲んだり、ちょっと外へ出たりすると、さっきまでの絶望的な気分はどこかへ行ってしまう。またその反対に、体をぶつけ合って笑っていたオーベとパルバネが、どちらかの一言で瞬く間に険悪な雰囲気になる。そしてその後、また気分は変わります。人の暮らしって、人生って、だましだましだなあとつくづく思います。

 正論ばかり振り回す、出来ることなら近づきたくないオーベに、周りの人達が優しいのはきっと亡妻ソーニャが積み上げた遺産でもあったのでしょう。そして、オーベの最期にパルバネがすぐに気づいたのは、オーベが毎朝欠かすことがなかった日課のせい。それはオーベがこの世をより良く生きた証のようでした。そしてオーベの胸の上で彼を見守っていたもの、それも彼がこれまでの人生をどんなふうに生きてきたかを物語っていたのでした。


@ヒューマントラスト渋谷

# by cuckoo2006 | 2016-12-29 17:15 | 洋画 | Trackback | Comments(0)

師走「蓮根」えてがみどどいつ

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炬燵どかした百人一首母もエプロン外してる

# by cuckoo2006 | 2016-12-26 20:48 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「蜜柑」えてがみどどいつ

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後ろの席から蜜柑が香るふるさと近づく夜行バス

# by cuckoo2006 | 2016-12-23 17:21 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

師走「柚子」えてがみどどいつ

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父さん母さん相変わらずで喧嘩しながら暮らしてる

# by cuckoo2006 | 2016-12-17 15:39 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

師走「シクラメン」えてがみどどいつ

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手足が命が元気に動く孫と会ってる超音波

# by cuckoo2006 | 2016-12-14 16:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

「素晴らしいと思った事」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマは「素晴らしいと思った事」、私が素晴らしいと思うのは、自分の足で駅まで歩き、電車に乗ってどこでも行きたい場所に行けることです。

こんなことは当たり前に思ってしまいますが、足が悪くなるとそれが途端に難しいことになります。
私はリウマチの持病があり、もう30年を越える長い付き合いです。
持病とは無理することなく仲良く暮らしています。
家族からは「あんたは一病息災で絶対長生きする」と言われています。
そんな私の趣味は、一人遠足と称して、自分のペースで好きな所へ出かけること。

ところが、今から5、6年ほど前にかつてないほどリウマチが暴れ出し、具合が悪くなってしまいました。
トイレに行くのも一大事業で、杖をついて外出していました。
足が覚束ないと駅の人混みやエスカレーターは恐いものです。

それでも新薬が徐々に身体に合ってきて体調が上向いてきました。
久し振りに一人遠足に出てみようという気分にもなりました。
季節は、6月、向かったところは、堀切菖蒲園です。

駅から菖蒲園へ向かう細い道の両側には紫陽花が咲いていました。
その小径をゆっくり歩いている時「ああ、私は、また自分の行きたい所へ来られたんだ」
と嬉しい気持ちが湧き上がってきたことをはっきり覚えています。

お陰様で、今は毎日犬の散歩するほど足の具合が良くなりました。
そうなると、そんなことも当たり前に思えてしまいます。
それでも時々、疲れや冷えで体調が悪くなると、普段元気にどこへでも出かけて行けることが、どんなに素晴らしいことか改めて実感します。

元気に動けるって嬉しいなあと思いながら、これからも色々な所へ出かけて行きたいと思っています。

ありがとうございました。

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今日のハル
緑のボールがお気に入り♪ 「ドリブルが得意サ」


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# by cuckoo2006 | 2016-12-10 17:25 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(4)