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監督 滝田洋二郎
祝! アカデミー賞外国語映画賞!!
「おくりびと」 見どころ 遺体を棺に納める納棺師となった男が、多くの別れと対峙する、本木雅弘主演の人間ドラマ。一見地味だが、人生最期に必要な職業を通して、家族や夫婦愛のすばらしさを描く。 ストーリー リストラを機に帰郷したチェロ奏者の大悟。高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募した彼だが、内容は棺へ遺体を入れる納棺師という仕事だった。戸惑いながらも大悟は、さまざまな境遇の遺体と対面していくことに。(Movie Walkerより) 映画館で、ハンカチがこれほど濡れた記憶がありません。 オーケストラの解散により職を失ったチェロ奏者の大悟(本木雅弘)は、妻(広末涼子)とともに生まれ故郷の山形へ帰ります。「旅のお手伝いをしませんか」という求人広告に応募した彼は、社長(山崎努)面接で即採用決定。しかし、その会社は、想像していた旅行代理店ではなく、「旅のお手伝い」は、「旅立ちのお手伝い」の誤植でした。 どこでどうしてそんなに泣けたかというと、正に今、家族を送るというその場面の、それぞれの家庭の、それぞれの状況が、痛いほど伝わってきたからです。さまざまな家族の行き場のない悲しみや苛立ちが、誠心誠意の納棺師の所作に鎮められ、癒される。遺族の涙が、どっと暖かいものに変わっていく実感がありました。 そして、モックンが嵌り役です。雪深い山形に春が来て、周りに仕事を理解されぬまま、田園の中でチェロを弾くシーンなど澄み切っています。広末涼子の妻も可愛い。夫が、クニにでも帰るか・・と呟いた時、直ぐに「サンセー!」と手を挙げてみせます。 はじめ納棺師を罵っていた中年夫が号泣するところと、最後に、杉本哲太が「カーチャン、ゴメンナ!」と何度も叫ぶシーン、ハンカチが濡れた二大ツボでした。それから、社長役の山崎努が巧いのなんの。日本アカデミー助演賞を「アフタースクール」の佐々木蔵之介に、というのを全面撤回。山崎努に決まりです! (’08 12/6掲載記事)
by cuckoo2006
| 2009-02-24 14:22
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Comments(7)
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at 2009-02-27 15:06
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cuckoo2006 at 2009-03-01 12:22
こんにちは。
挙げていただいた本、映画、CD早速チェックしました~ 「食堂かたつむり」、面白そう!ぜひ読んでみたいです。 今日からもう三月。なんだか身体も軽くなってきたような気がします。 お立ち寄りくださりありがとうございました♪
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at 2009-03-02 10:45
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上野楽生
at 2009-03-03 13:46
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ご無沙汰しています。
今、「人気川柳作家への道」というタイトルの本を出版する準備をしています。 5月16日には浅草公会堂4F第2集会室で、出版祝賀落語会を開催します。 当日は、上方落語協会が誇る中堅の林家笑丸師とベテランの桂福車師に口演してもらいます。 笑丸師は私の大学の後輩で、ウクレレ落語、後ろ紙切り、バック転かっぽれと多芸です。 福車師は私の落語の師匠で、今回の「佐々木裁き」は大阪西町奉行所を舞台にした絶品です。 先着50名様無料ご招待ですので、ぜひお越しください。 また、上野楽生作品集「人気川柳作家への道」と、真弓明子作品集「タンポポのパラソルひとつ海越えた」を入場者全員に贈呈致します。
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cuckoo2006 at 2009-03-05 12:54
春の雪と雨に凍えましたが、今日は暖かく助かっています。
楽生さん、お変わりありませんか。 念願の出版記念会の実現おめでとうございます。 5・16は、浅草に上方落語集結ですね♪ 私も体調を整えて伺わせて頂きます。ラストスパートのご準備頑張ってください!
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at 2009-04-28 14:57
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at 2009-06-01 09:20
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