小説、映画、絵手紙、都々逸
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師走「スリッパ」えてがみどどいつ

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朝のスリッパ師走の音になって小鳥にやる菜っ葉
本日年賀状に着手。今年も押し詰まってきました。厳しい歳末寒波の中、お風邪にご注意ください(^^)
by cuckoo2006 | 2014-12-21 15:36 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

再掲載 「僕のともだち」作・演出 富田求

(↓最新の記事はひとつ下にあります↓)

好評につき再演決定!!
新宿 紀伊国屋サザンシアター
12月11日(木)、19:30~ 

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劇団 でん組 旗揚げ公演

    僕のともだち

「夢でもし会えたら・・・

 母の哀しみは、夜汽車に乗って 銀河を巡る」

息子が、学校の窓から飛び降りた!!

原因は、イジメか、子供同士のケンカなのか。

何とか子供のケンカですませたい加害者夫婦と、イジメと認めさせたい被害者夫婦のコミカルな壮絶バトルが展開する。

二組の夫婦の思いが激しく交錯し、明らかになっていく意外な過去。

大混乱の中で、息子が帰ってくる。

息子の怪我は本当に大丈夫なのか?

息子の口から語られる真実!

二転三転しながら、苦悩する親たち。

真実は何か!息子はどうなるのか?

衝撃の真実が明らかになった時、凍りつく親たち。

イジメの悲惨な現状を、母親の苦悩を通してえがく問題作!!

あなたは、この哀しみに耐えられるか!? (劇団 でん組HPより)

作・演出 富田求
キャスト
林 和義  棚橋 幸代  春名 柊夜  古川 悦史  原 千果子 

 終演後、細い階段を下りながら、舞台はやっぱりいいねえ!という声が幾つも聞こえました。緊張感に巻き込まれた2時間でした。

 イジメの被害者・加害者の親夫婦が話し合いの場を持つ。それぞれの思惑に、ほとばしる感情が火花を散らせます。加害者夫婦の言い分には嫌悪感を催し、コミカルな場面には声を出して笑ってしまい、一瞬もダレずに両夫婦が見せていきます。

 父親同士が妙に意気投合するところなど、現実味が薄れますが、元々この話し合いは現実を離れたものだったことが明らかになります。唯一人まともに思えた、被害者の母親が、実は、という展開にすべてが納得できました。

 「カーチャン、いってきます・・」息子の最後の言葉を口にする被害者母の細い声に涙が出ました。10才の男の子はこの頃、母親のことを、お母さんでもママでもなく、カーチャンと呼ぶのですね。学校の窓から飛び降りて入院しているはずの息子が親達の前に現れる、、最後には、加害者夫婦にも真実が見えるようになります、、、

 面白半分にでも“空気ごっこ”なんてしてはいけない。何より死んではいけない。イジメはいけないとどんなに言うよりもこの舞台を子供達に見せてほしいと思いました。でもそれ以上に見てほしいのは、お父さん、お母さん方。それが、この舞台の一番言いたいことと感じました。

 最後に被害者母がはじめて儚げに微笑みます。愛しい存在を失くした者すべてが共有できる、今、何かがストンと胸に落ちた、その感覚に救われました。共感しました。


@テアトルBONBON

by cuckoo2006 | 2014-12-10 14:00 | 舞台 | Trackback | Comments(6)

師走「箸立て」えてがみどどいつ

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愛だの恋だのどこかへ行って誰といるより楽な人
by cuckoo2006 | 2014-12-10 13:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「紙の月」監督吉田大八

 a0163466_1240358.jpg解説「八日目の蝉」や直木賞受賞作「対岸の彼女」など多数の作品で人気を誇る作家・角田光代のベストセラーで、テレビドラマ化もされた「紙の月」を、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督が映画化。宮沢りえが7年ぶりに映画主演を務め、年下の恋人のため顧客の金を横領してしまう銀行員の女性を演じた。バブル崩壊直後の1994年。夫と2人で暮らす主婦・梅澤梨花は、銀行の契約社員として外回りの仕事に従事し、その丁寧な仕事ぶりで周囲にも評価されていた。一見すると何不自由ない生活を送っているように見えた梨花だが、自分への関心が薄い夫との関係にむなしさを感じていた。そんなある日、年下の大学生・光太と出会った梨花は、光太と過ごすうちに顧客の預金に手をつけてしまう。最初は1万円を借りただけのつもりだったが、次第にその行為はエスカレートしていき……。2014年・第27回東京国際映画祭のコンペティション部門に出品され、最優秀女優賞と観客賞を受賞した。(映画comより)

 
 面白かった!
何と言っても宮沢りえの存在感が圧倒的です。その表情や佇まいから目が離せませんでした。

 冒頭の朝の通勤風景からただならぬ気配が醸し出されます。隣り合わせた他人のように見えた男性が、ちょっとしたやり取りで夫と分かる。何かを耐えているような諦めているような悲しんでいるような、もう若くはないヒロイン梨花。凄みのあるような美しさに引き込まれました。

 夫と慎ましく幸せに暮らしている銀行の契約社員の彼女が何故横領に手を染めたのか?明確な理由は一つも説明されません。それでも顧客の自宅を訪れる梨花の日常や、夫との間にある小さな違和感が描かれ、彼女と呼吸を合わせてその場にいる感覚になってきます。梨花自身も気づかないうちに心は限界のところにいたのでしょう。

 讃美歌に乗せて梨花のミッションスクールでの少女時代が差し挟まれます。未開発国の子供への寄付のエピソードに彼女の内の“聖なるもの”が浮かび上がります。

 どんな手段を取ろうと誰かを喜ばせることに幸福を感じていた梨花。固辞する光太に初めてお金を受け取らせ「ありがとう」と言われた梨花の輝くような笑顔が印象的です。梨花がプレゼントした時計に夫が違う反応をみせていたら事態は変わっていたのかも知れません。

 それでも「これから二人の関係が変わってしまうよ」と心配した光太自身が変貌していくのは当然の成り行きだったのでしょう。

 夫もどちらかと言えば優しい夫、特別に悪い人間も出てこない、それでも普通に生きていくことはこんなにも大変なこと。みんなギリギリのところで踏ん張っているのだと思えました。

 最後に、梨花はこれからどうなるのか?私は梨花よりも夫の方が気になってしまいした。きっとこの夫が全額を銀行に弁償し事件は表面化しなかったのではないか。夫は会社にも事件を隠し苦しみを抱えて生きていくのではないか。夫も十分に可哀そう。

 心が解放されたような癒されたような不思議な後味がありました。

@TOHOシネマズ西新井
by cuckoo2006 | 2014-12-05 11:43 | 邦画 | Trackback | Comments(0)