小説、映画、絵手紙、都々逸
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水無月「デルフィニウム」えてがみどどいつ

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母の気持ちが今なら解る父のいいとこ駄目なとこ
by cuckoo2006 | 2015-06-27 13:59 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

水無月「さくらんぼ」えてがみどどいつ

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梅雨の晴れ間の大洗濯のすきま抜けてく夏の風
by cuckoo2006 | 2015-06-23 15:34 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

水無月「めがね」えてがみどどいつ

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駆けずり回った検査着脱いでお小言少しの異常なし
by cuckoo2006 | 2015-06-19 13:14 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「カード」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のお題は、「カード」です。
そこで最高に嬉しかったポストカード、葉書のお話をいたします。

皆さんは、ファンレターを書いたことはおありでしょうか?
ナイショかも知れませんね。

私は一度だけファンレターを出したことがあります。
それは高校生の時、出した相手は庄司薫さんという作家です。

当時、庄司薫氏は、「赤ずきんちゃん気をつけて」という作品で芥川賞を取ったばかりの30代前半の作家でした。
小説の主人公は、作者と同じ名前の庄司薫クンで、日比谷高校の三年生。
1968年に東大入試の中止が決まり、進学について将来について思いを巡らす主人公と彼のまわりの友人達が描かれます。

主人公と年が近いこともあり、軽快で都会的なタッチにとても惹かれました。
そして単行本の1ページ目の作者近影が、当時大人気だった石坂浩二に似ていなくもなく、茫洋とした雰囲気がとても素敵だったのです。

そして何を思ったか高1の私は、便箋に本の感想や自分の事などを書いて有名作家へ手紙を投函しました。
ひと月も経たないうちに、学校から帰ると母が、「〇〇子、大変!庄司薫さんからよ!」と興奮した様子で葉書を突き出しました。

葉書は、印刷の部分が大きい多分ファンレターの返信用のようなものでしたが、三行ほど庄司薫氏の万年筆の字が添えてありました。
その返信の文章を今でも覚えています。そこにはこうありました。

お手紙ありがとう。
僕のゼミの先生がやっぱり石神井公園です。
お元気で。

何より嬉しかったのは、私が手紙に書いた「学校の帰りに石神井公園に寄り、友達とボートに乗ったりしています」という内容を読んでくれていることがわかったからでした。
私の手紙をちゃんと読んでくれ、その上返事をくれたことが飛び上がるほど嬉しかったのです。

それからしばらくして庄司薫さんは、ピアニストの中村紘子さんと結婚されました。

私の学生時代の本棚には、「赤頭巾ちゃん気をつけて」と一緒に、庄司薫クンシリーズの「さよなら快傑黒頭巾」、「白鳥の歌なんか聞こえない」の3冊が長いこと並んでいました。

現在78歳の庄司薫さんは執筆活動以外の実業家のお仕事もされているそうです。

生涯に一度だけ出したファンレターに返事が来たッ!嬉しい嬉しい葉書のお話でした。

ありがとうございました。

庄司薫氏(1970年代)
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by cuckoo2006 | 2015-06-13 16:47 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(0)

水無月「豆皿」えてがみどどいつ

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突出しつまんだ飲めないクチが白いご飯を待っている
by cuckoo2006 | 2015-06-08 09:25 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)

「Xの悲劇」エラリー・クイーン〔著〕

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内容(「BOOK」データベースより)満員電車の中で発生した殺人事件。被害者のポケットからは、ニコチンの塗られた針が無数に刺さったコルク球が発見された。群衆ひしめく巨大なニューヨークで続く第2、第3の大胆な殺人にも、目撃者はいない。この難事件に、聴力を失った元シェイクスピア俳優ドルリー・レーンが挑み、論理的で緻密な謎解きを繰り広げる。20年ぶりの決定版新訳でよみがえる、本格ミステリの不朽の名作。

 
 お見事でした!が読み終っての一番の感想。
最終章の「舞台裏」で、探偵役のドルリー・レーンが、最初に起こった事件から一つ一つ謎を紐解いてみせます。その鮮やかな推理は緻密で論理的であっても、言われてみればごく単純なこと。なぜこんな当たり前のことが見えなかったのだろうと読者の首を大きく捻らせます。

 「犯人は〇〇を身につけていた」、状況をつぶさに観察することから、レーンは一つの“物”に焦点を当てます。事件後、その〇〇をどのように消滅させたのか。〇〇消滅の謎を現実的な手法で解き明かし、可能性のあるものを順次検討して排除していく。妥協を排し導き出された結論は確固たるものでした。

 ドルリー・レーンにかかれば、現在山積みされている未解決事件も次々に解決してくれるのでは、と思わされてしまいます。ミステリを読んでそんなふうに思ったのは初めてのこと。エラリー・クィーン恐るべしです。

 けれども、元シェークスピア俳優のドルリー・レーンは少々気取り過ぎで、こちらが恥ずかしくなってしまうところもありました。また、レーンが完璧に警視の扮装をして事件の関係者に話を訊きに行くところはいただけなかった。シェークスピア俳優の色を出し過ぎです。物語の時代がかった味わいは魅力でしたが、そこでは現実味がぐんと薄れました。

 ドルリー・レーンシリーズの「Yの悲劇」も続けて読んでみましょう。実は、クリスティの「そして誰もいなくなったと肩を並べ世界名作ミステリーのベスト3に常時ランクインされているのは、「Xの悲劇」ではなく、「Yの悲劇」だったと気づいたのは読み終った後でした(^^;

by cuckoo2006 | 2015-06-02 08:27 | 海外ミステリー | Trackback | Comments(2)