小説、映画、絵手紙、都々逸
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長月「鯵の干物」えてがみどどいつ

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昨日の喧嘩は忘れた顔で鯵の干物を二枚焼く
by cuckoo2006 | 2015-09-29 21:44 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

長月「お茶」えてがみどどいつ

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ひと雨来るよと引き留められて母の話は切がない
by cuckoo2006 | 2015-09-23 16:27 | Trackback | Comments(0)

「私の夏」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
今日のテーマは、「私の夏」です。

今年の夏は、いつ始まっていつ終わったのか覚えていないほど慌ただしく感じました。
梅雨明けの前に98歳の父が亡くなりました。
99歳まであと2か月という大往生でした。
良く頑張ってくれたと思っています。

葬儀が無事終わり、落ち着く暇もなく区から発行された「ご遺族の方へ 諸手続き案内」という冊子に従って手続きを始めました。
各種の手続きのためには幾つもの書類が必要です。
年金事務所や父の本籍地の区役所、郵便局や金融機関へと連日出向きました。

書類に不備があったりハンコ一つ忘れるとまた出直さなければなりません。
年金事務所では、「住民票の写し」を「住民票のコピー」と思い込んで持参してしまい、「これでは受け付けられませんねー」と言われてしまいました。

連続猛暑日11日の中を連日歩き回っている私は思わず「もっと解りやすく住民票の写し(コピー不可)と書いてください!私は1時間半も待ったのです!」と自分の常識のなさを棚に上げ声を荒げました。
職員の男性は、こちらの剣幕に気圧されたのか、「で、では、後日郵送で結構です」と譲歩してくれました。

家に辿りつき線香を立てると、父の遺影が「暑い中、ご苦労さん」と苦笑いしているようでした。
10年前に母が亡くなった時には、この面倒な手続きを全部一人でした父を今更ながら大変だったろうなあと思いました。

手続きにもようやく目途が立った頃、気がつけばずいぶんと涼しくなっていました。
先日、四十九日の法要も無事に済みました。

忙しさもひと落ち着きして、また寂しさも湧き、今は父の思い出と寄り添う気持ちで過ごしています。
そんな今年の夏のお話をさせていただきました。

ありがとうございました。

-父とハル-

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by cuckoo2006 | 2015-09-13 16:20 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(0)

「日本のいちばん長い日」監督原田眞人

a0163466_8543854.jpg解説 昭和史研究の第一人者・半藤一利の傑作ノンフィクション「日本のいちばん長い日 決定版」を、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が映画化。1945年8月15日に玉音放送で戦争降伏が国民に知らされるまでに何があったのか、歴史の舞台裏を描く。太平洋戦争末期の45年7月、連合国軍にポツダム宣言受諾を要求された日本は降伏か本土決戦かに揺れ、連日連夜の閣議で議論は紛糾。結論の出ないまま広島、長崎に相次いで原子爆弾が投下される。一億玉砕論も渦巻く中、阿南惟幾陸軍大臣や鈴木貫太郎首相、そして昭和天皇は決断に苦悩する。出演は阿南惟幾役の役所広司、昭和天皇役の本木雅弘をはじめ、松坂桃李、堤真一、山崎努ら。(eiga.comより)
キャスト
役所広司 阿南惟幾
本木雅弘 昭和天皇
松坂桃李 畑中健二
堤真一  迫水久常
山崎努  鈴木貫太郎

 この映画は観たいというよりも今観ておかなければという思いでシネコンへ向かいました。

 1945年4月、鈴木貫太郎が昭和天皇に「どうか気持ちを曲げて受けてほしい」と直々に総理大臣就任を頼まれる場面からドラマは始まります。この時鈴木は77歳。歴代総理就任時の最高年齢でした。

 「大変なことになった」と家族にこぼす鈴木に長男は仕事を辞め父の秘書官になると申し出ます。家族も2・26事件で瀕死の重傷を負いながらも生還したオジイチャンなら大丈夫と努めて明るく受け止めます。鈴木貫太郎と阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣の家庭生活が折り目正しくもほのぼのと挟み込まれ身近に感じられます。

 7月、ポツダム宣言受諾の要求に連日連夜、閣議が紛糾する場面では、現在迷走中の東京五輪の国立競技場とエンブレム問題がどうしても重なってきます。責任を取る覚悟のあるリーダーが一人もいない。今の日本で重大局面を迎えた時、命を賭して事を行える政治家なんているのだろうか?スクリーンを眺めながら、そちらの方で背筋が寒くなりました。

 無条件降伏を受諾するか否か閣議の結論が得られないまま、8月6日広島、8月9日長崎に原爆が投下されます。戦争終結に向けて天皇の聖断を求める首相官邸と本土決戦へ突き進む陸軍。めまぐるしく同時進行する数日間の舞台裏が臨場感を持って描かれます。

 「総辞職など有り得ない。この内閣で戦争を終わらす。ロシアが加わる前に相手がアメリカのうちに始末しなければならない」と軍部強硬派からの私刑を覚悟し法を破っても戦争を終わらせようとする鈴木貫太郎。陸軍大臣を辞任する道を断ち終戦の詔勅に署名した阿南。その後、阿南は部下の介錯を断り自ら壮絶な最期を遂げます。

 胆の据わり方が違う人間があの場に居たことが良く解りました。一方で、それほど胆が据わってない普通の人々の行動も印象に残りました。青年将校に対し、玉音放送のテープを隠し持つ侍従達の言葉の機転や放送局員のとっさの判断などたくさんの人々の力がありました。

 元木雅弘演じる昭和天皇は、その口調や物腰が文句のつけようがないほど見事です。でも、天皇はやはり映画の中の天皇だった。もちろん他の登場人物も映画映えするように描かれてはいるとは思いますが天皇にはダイレクトにそれを感じました。2006年のロシア制作「太陽」の中のイッセー尾形の演じた昭和天皇が私の中で色濃く残っています。

 国政を担う方々に是非見ていただきたい映画。戦争は絶対に初めてはならない、というのが感想のすべてです。


@TOHOシネマズ西新井
by cuckoo2006 | 2015-09-11 13:01 | 邦画 | Trackback | Comments(0)