小説、映画、絵手紙、都々逸
by cuckoo2006
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文月「日傘」えてがみどどいつ

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ここは当たる評判だから夢を買いたい最後尾

# by cuckoo2006 | 2018-07-16 18:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(0)

文月「扇風機」えてがみどどいつ


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愚痴もお世辞も言わない人で兄嫁さんには敵わない


# by cuckoo2006 | 2018-07-13 17:33 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「ファントム・スレッド」監督ダニエル・レイノルズ

 
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解説

「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組み、1950年代のロンドンを舞台に、有名デザイナーと若いウェイトレスとの究極の愛が描かれる。「マイ・レフトフット」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」「リンカーン」で3度のアカデミー主演男優賞を受賞している名優デイ=ルイスが主人公レイノルズ・ウッドコックを演じ、今作をもって俳優業から引退することを表明している。1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。第90回アカデミー賞で作品賞ほか6部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。(eiga.comより)

キャスト


 倒錯した愛の物語。でもその異常さは私達が当たり前に持っている感情が肥大したもの。登場人物のその時々の心の動きに身につまされる思いでした。

 1950年代ロンドン。天才的仕立屋のレイノルズは、田舎町のウェイトレス・アルマを見初めます。二人は惹かれ合い、アルマはレイノルズの美の象徴のような存在になります。今で言うならデザイナーブランドの専属モデルでしょう。レイノルズが追求する完璧な美、それを体現するアルマは幸福感に包まれます。

 アルマは次第にレイノルズのすべてを求めるようになります。レイノルズにウェディングドレスの仕立てを依頼した皇族の娘にも嫉妬をたぎらせます。プリンセスに好みを尋ねるレイノルズ。「ゴールドorシルバー?」「シルバー」、「レースorパール?」「レース」。大きく微笑みながら答えるプリンセス。傍らに立つアルマの心は乱れます。自分以外の女を美しくすることは最早アルマには許せないことでした。
 
 一方、レイノルズも亡き母の面影と共に生きていました。再婚する母の為に、16歳の彼が仕立てたウェディングドレス。ウェディングドレス姿の美しい母の幻影に囚われていたのです。

 やがて驚くべき行動に出るアルマ。最終的にレイノルズはアルマの異常な愛を受け入れます。それは母を求め続けた彼にとっても、完全な愛の形だったのかも知れません。

 もう一人の登場人物、レイノルズの姉のシリルの存在も心に残ります。弟を全面的にサポートしながらも、弟の寵愛するモデルが捨てられることに密かな喜びを感じています。自己抑制の効いたシリルにも弟への独占欲があります。

 そのシリルも入り込む余地がなくなったアルマとレイノルズの禁断の愛の世界は完結し、物語は幕を閉じます。

 愛という名の自己愛、そしてため息が出るほど美しいドレスの数々に悪酔いしました。一緒に観た友人に「いやあ、凄い話だったねえ!」と何度も言いました。


@新宿武蔵野館

# by cuckoo2006 | 2018-07-05 21:39 | 洋画 | Trackback | Comments(3)

水無月「胡瓜」えてがみどどいつ

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曲がったところでポキンと折って露地物胡瓜の夏を噛む

# by cuckoo2006 | 2018-06-27 17:10 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)

水無月「朝顔」えてがみどどいつ

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今年の一鉢団十郎に決めて薄むらさきの露

# by cuckoo2006 | 2018-06-25 15:36 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

水無月「枝豆」えてがみどどいつ

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これから出るとこもう出たところボーナスジョッキを弾ませる

# by cuckoo2006 | 2018-06-23 15:17 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

どどいつ絵手紙展 in 石岡

「どどいつ絵手紙展」
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 都々逸しぐれ吟社の茨城の会員の皆様のお世話になり、6/5(火)~6/16(土)茨城県石岡市「まちかど情報センター」にて「どどいつ絵手紙展」が開かれました。
 どどいつ学習会「どどいつ扇歌」の会員の皆様の作品、石岡にお住まいの鈴木様の「どんぐり楊枝アート」も一緒に展示されました。
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鈴木様作 どんぐり楊枝アート
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「どどいつ扇歌」会員の皆様の作品
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 江戸末期に活躍し、都々逸節の祖として知られる都々逸坊扇歌は現在の茨城県常陸太田市出身。晩年を過ごした石岡市の国分寺境内には扇歌の墓もあります。都々逸ゆかりの地で有り難い展示をしていただき光栄でした。
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たんと売れても売れない日でも同じ機嫌の風ぐるま 都々逸坊扇歌


# by cuckoo2006 | 2018-06-15 21:24 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)

水無月「トマト」えてがみどどいつ

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受話器置いたら背筋が伸びた小さな頼まれ事一つ



# by cuckoo2006 | 2018-06-06 16:35 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

水無月「茄子」えてがみどどいつ


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半分以上はいつもの愚痴でお袋まずまず元気そう

# by cuckoo2006 | 2018-06-02 15:50 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)

皐月「リュックサック」えてがみどどいつ

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林間学校夜空に線を引いて柄杓が見えてくる

# by cuckoo2006 | 2018-05-30 17:25 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)

皐月「ピンクのカーネーション」えてがみどどいつ

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気にしなさんなと笑った母の声が棲んでる耳の奥

# by cuckoo2006 | 2018-05-21 14:34 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)

皐月「山紫陽花」えてがみどどいつ

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二人が出逢った五月になって街はあじさい色の風

# by cuckoo2006 | 2018-05-16 17:07 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「崩れる脳を抱きしめて」知念実希人〔著〕

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 内容紹介

彼女は幻だったのか?
今世紀最高の恋愛ミステリー!!

作家デビュー5周年、
実業之日本社創業120周年記念作品

圧巻のラスト20ページ!
驚愕し、感動する!!!
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の
碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる
碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を
通わせていく。実習を終え広島に帰った
碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。

彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?

ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を
彷徨う。そして、明かされる衝撃の真実!?
どんでん返しの伝道師が描く、
究極の恋愛×ミステリー!!
2度読み必至!


 毎度、同じ前置きで恐縮ですが、私の大好きな又吉直樹さんが、同じく作家であるNEWSの加藤シゲアキさんと「タイプライターズ~物書きの世界」という番組の司会をしています。毎回、作家のゲストを迎え、その素顔や執筆の裏側を探求していきます。

 フジからBSフジへ移行した第1回目のゲストは、現役医師にしてミステリー作家の知念実希人さん。観覧車に乗った三人が、それぞれの文筆のスタイルなどを披露し合います。そこで知念さんの最新作「崩れた脳を抱きしめて」(2018年本屋大賞ノミネート作品)が紹介されました。

 研修医・碓氷は富裕層向けの療養施設「葉山の岬病院」へ実習に行く。そこで脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。ユカリの担当医となった碓氷は余命いくばくもない彼女に寄り添う。心に傷を持つ二人は次第に引かれ会うようになる。実習を終え、故郷へ帰った碓氷にユカリの死の知らせが届く。岬病院へ舞い戻った碓氷が院長から告げられたのは思いも寄らない言葉だった。「君は一度もユカリさんを診察していない。全部、君の妄想なんだよ」病室にもユカリさんがいた痕跡は何一つ残っていなかった、、、、

 これは面白そう!作者が一瞬で思いついたというトリックをどうしても知りたくなり本屋さんへ向かいました。大掛かりな謎を一刻も早く解き明かしたい気持がビュンビュンページを捲ります。

 本当にすべては妄想だったのか?と思わせてからの展開に、オバサンの脳は必死について行きます。終盤は頭が大混乱しました。それでも、すべての伏線を回収し、物語は鮮やかに着地してみせます。若い作者と読者にとって今や、この複雑な絡まり具合がミステリーのスタンダードなのでしょうか。

 トリックを言葉で解説するのが、ややこし過ぎてネット上での完全ネタバレは心配なさそう。解説に「どんでん返しの伝道師」、「2度読み必死!」とあり安心もしました。又吉さんがらみで、中村文則さんに続いてまた新しい作家に出会いました。だいぶ草臥れました。


# by cuckoo2006 | 2018-05-14 16:00 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(3)

皐月「蕎麦湯入れ」えてがみどどいつ

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昼の暖簾は常連ばかり蕎麦湯を待ってる爪楊枝


♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
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「ゴールデンウィークは、またまたトネリ公園に行ったんだあ」

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「白詰草の上を駆け回ったよ~」


# by cuckoo2006 | 2018-05-11 23:33 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(5)

皐月「カーネーション」えてがみどどいつ

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道を尋ねてお喋りしてる地図はいらない春の旅

# by cuckoo2006 | 2018-05-08 17:38 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「リメンバー・ミー」監督リー・アンクリッチ


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解説

「トイ・ストーリー3」でアカデミー賞を受賞したリー・アンクリッチ監督が、陽気でカラフルな「死者たちの世界」を舞台に描いたピクサー・アニメーションの長編作品。日本におけるお盆の風習にあたるメキシコの祝日「死者の日」を題材に、音楽を禁じられたギター少年ミゲルの冒険や家族との強い絆を、数々の謎と音楽を散りばめながら描いた。物語の鍵を握る劇中歌「リメンバー・ミー」の作詞・作曲を、「アナと雪の女王」の「レット・イット・ゴー ありのままで」を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが担当。第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞および主題歌賞を受賞した。天才的なギターの才能を持つ少年ミゲルはミュージシャンを夢見ているが、過去の悲しい出来事が原因で、彼の一族には音楽禁止の掟が定められていた。ある日ミゲルは、憧れの伝説的ミュージシャン、デラクルスの霊廟に飾られていたギターを手にしたことをきっかけに、まるでテーマパークのように楽しく美しい「死者の国」へと迷いこんでしまう。ミゲルはそこで出会った陽気で孤独なガイコツのヘクターに協力してもらい、元の世界へ戻る方法を探るが……。(eiga.comより)


 ゴールデンウィーク真っ只中の「リメンバー・ミー」は大入り満員。前から2番目の席が一つ見つかり辛うじて最前列を免れました。 

「アナと雪の女王」の続編の短いお話に続き本編が始まります。4年前にも同じ場所で「アナ雪」を観ましたが、今回の「リメンバー・ミー」の方が私はずっと好みでした。

 先祖代々、靴職人の家に生まれた少年ミゲルは大の音楽好き。けれども一家は、すべての音楽に触れることを固く禁じてきました。それは曾祖父に纏わる暗い過去があったからです。

 一年に一度、祖先が家に帰る「死者の日」に渡る橋や「死者の国」の存在が、日本古来の「盂蘭盆会」や「黄泉の国」に重なります。奇想天外なストーリーにもスーッと入っていけます。

 死者への、この世にいる人間の思いが、あの世での死者の待遇に影響する、自分が忘れられているのを死者は知っているなど、鮮やかな画面のディズニー映画から突きつけられるものがありました。

 私が一番好きだったのは「ママ・ココ」、このオバアチャン・キャラクターが効いています。終盤の「ママ・ココ」の見せ場では、右と後ろの席から小さな女の子の号泣に近いすすり泣きが聞こえてきました。この場面で大泣きするとは、しっかり物語を理解している証。子どもって感受性が高いのだなあとオバサン感激してしまいました。

 いかにも「いい人」が実は「極悪人」だったのは「アナ雪」と同じ。大どんでん返しの大ハッピーエンドに最後まで退屈しないお伽噺でした。


@TOHOシネマズ西新井 

# by cuckoo2006 | 2018-05-06 17:31 | 洋画 | Trackback | Comments(3)

「AX(アックス)」伊坂幸太郎〔著〕

       
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最強の殺し屋は―恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズ最新作!書き下ろし2篇を加えた計5篇。 内容「Bookデータベースより」

 久しぶりに読んだ伊坂幸太郎作品。本屋大賞にノミネートされています。主人公は恐妻家の殺し屋「兜」。請け負った闇の仕事と、家庭での妻への過剰な気遣いが並行して描かれます。

 妻への返答は、「大変だねえ」が基本。どんな状況下でも、まず「大変だねえ」と返せば怒られることはない。妻の話には常に大きく相づちを打つこと。オーバーリアクションをしても怒られることはない。どんな時にも妻の発する「裏メッセージ」を読み取ることを怠らず、家庭の平和を維持する「兜」が何とも言えない可笑しさです。我が家の茶の間と重なってしまいました。

 読み始めは、伊坂さんやや手を抜いたのでは?という一章完結の、あっさり目のお話が続き、これは本屋大賞は遠いと思いました。けれども中盤以降、「兜」の大人になった息子「克巳」が登場するあたりから、ページを捲る指は二倍速になります。文房具メーカー営業マンの父「三宅=兜」を同情かつ尊敬していた「克巳」が父の足跡を辿ります。

 不本意な仕事をしなければならないこと、それでもどんな状況であれ仁義は通すこと、殺し屋稼業に現実社会が重なります。殺し屋の哀しさに、お父さんの哀しさが重なります。最終章を読み終わった時、「兜」の人生が沁みてきました。

 今回、夫婦のやり取りや、特に幼い子どもの描写など、目の前で見ている臨場感がありました。伊坂作品を読んで作者の日常が浮かんできたのは初めてです。伊坂さんも毎日頑張っているのだなあと。プライベートは全く存じませんが。

 2018年本屋大賞は、辻村深月さんの「かがみの孤城」に決定。「AX」は5位となりました。

# by cuckoo2006 | 2018-05-04 20:53 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(2)

卯月「バラ」えてがみどどいつ

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ヴァージンロードへ体が浮いた娘と初めて腕を組む


# by cuckoo2006 | 2018-04-29 22:47 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)

卯月「野の花」えてがみどどいつ

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若い者には遅れはしたが山びこ嬉しく裏返る

# by cuckoo2006 | 2018-04-23 16:08 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

卯月「国会議事堂」えてがみどどいつ

 
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歴史に答を尋ねてみたい日本が大きな岐路に立つ

 一昨年のゴールデンウィークに、はとバスに乗りました。
コースは、東京タワー、国会議事堂、浅草寺。
一番のお目当ては国会議事堂の見学です。

 国会議事堂を間近に見上げ、驚きました。
目の前に、それは奇麗な薄ピンク色の石の壁が広がっていたのです。
その薄ピンク色の石は桜御影(さくらみかげ)と呼ばれるものだそうです。
議事堂の壁は灰色がかった白というイメージで、立派ではあるけれど美しいと感じた事は一度もありませんでした。
テレビで見る国会議事堂とは、まるで別の物のようだったのです。
それからは脳が情報を修正したようで、テレビ画面の中の国会議事堂も薄ピンク色に見えるようになりました。

 この美しい国会議事堂に恥ずかしくない、この国を真摯に考えた政治をしてほしいと強く思っています。




# by cuckoo2006 | 2018-04-21 19:11 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)

卯月「筍」えてがみどどいつ

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息子が帰れば揚げ物ばかり妻の笑顔が良く喋る

# by cuckoo2006 | 2018-04-16 15:37 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

卯月「真珠のブローチ」えてがみどどいつ

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「お父さんには言わないでね」
娘時代に良く母にこんなふうに言いました。
結婚してから実家に電話して父が出ると、すぐに「お母さん、いる?」
と訊いたものです。父には悪いことをしました。

それでも母が亡くなってから、その前の病気で衰えた期間も含め、それ以前には考えられないほど父とは濃い時間を過ごしました。
二人で色々な処へ遊びに行きましたし、私と違って朗らかで暢気な父とは些細な事で何度も衝突しました。
父が日記代りに書いていた手帳に「アキコ激怒」という文字を見つけたこともあります。
母のちょうど10年後に父が亡くなりました。
昨年、梅雨が明けた頃、父と母の写真を並べ三回忌と十三回忌の法要を一緒にしました。

  
女親しか知らないこともあって娘の里帰り


# by cuckoo2006 | 2018-04-13 16:51 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」監督スティーブン・スピルバーク

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解説

巨匠スティーブン・スピルバーグ監督のもとで、メリル・ストリープとトム・ハンクスという2大オスカー俳優が初共演を果たした社会派ドラマ。ベトナム戦争が泥沼化し、アメリカ国民の間に疑問や反戦の気運が高まっていた1971年、政府がひた隠す真実を明らかにすべく奔走した人物たちの姿を描いた。リチャード・ニクソン大統領政権下の71年、ベトナム戦争を分析・記録した国防省の最高機密文書=通称「ペンタゴン・ペーパーズ」の存在をニューヨーク・タイムズがスクープし、政府の欺瞞が明らかにされる。ライバル紙でもあるワシントン・ポスト紙は、亡き夫に代わり発行人・社主に就任していた女性キャサリン・グラハムのもと、編集主幹のベン・ブラッドリーらが文書の入手に奔走。なんとか文書を手に入れることに成功するが、ニクソン政権は記事を書いたニューヨーク・タイムズの差し止めを要求。新たに記事を掲載すれば、ワシントン・ポストも同じ目にあうことが危惧された。記事の掲載を巡り会社の経営陣とブラッドリーら記者たちの意見は対立し、キャサリンは経営か報道の自由かの間で難しい判断を迫られる。第90回アカデミー賞で作品賞と主演女優賞にノミネートされた。


 学生時代にウォーターゲート事件を描いた「大統領の陰謀」を観ました。主演はロバート・レッドフォードとダスティン・ホフマン。ワシントン・ポスト紙の若手記者を演じました。

 40年以上も前の映画で今でも印象に残っているシーンがあります。それは二人が人差し指2本でタイプを早打ちするシーン。私は当時、就職に備えて英文タイプを習っていました。ブラインドタッチに苦労していたので本場の新聞記者のタイピングに衝撃を受けました。こんなのでいいのか?と。

 この「ペンタゴン・ペーパーズ」はウォーターゲート事件以前に起こった事件を扱っています。泥沼化するベトナム戦争の最中、スクープされた戦地での実態を記録した国防省の最高機密文書・通称「ペンタゴン・ペーパーズ」。それは政府の発表とは異なり、戦況は極めて厳しいという内容でした。

 ワシントン・ポストはニューヨーク・タイムズに一歩遅れながらも膨大な全文書を入手します。既にニューヨーク・タイムズはニクソン政権から差し止めを受けていました。亡父、亡夫から受け継いだポスト紙・社主キャサリン・グラハム(メリル・ストリープ)は全てを賭けた決断を迫られます。社主の器はないと周りから軽視されていたキャサリンは投獄も覚悟の上、掲載に踏み切ります。ここから沸き起る新聞各紙の決断。これが史実であることにメディアのあるべき姿を見た思いでした。

 編集主幹のベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)がデッドラインへ一心不乱にタイプを打つ記者に「二本指は駄目だ!」(No chopsticks!とかナントカ)と叫ぶシーンがあります。そしてラストシーンではウォーターゲート事件の幕開けを匂わせます。40年前の映画「大統領の陰謀」へのスピルバーグ監督のオマージュを感じました。

 まさに今、旬な作品です。

 

@TOHOシネマズ西新井
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# by cuckoo2006 | 2018-04-10 14:26 | 洋画 | Trackback | Comments(5)

卯月「缶ビール」えてがみどどいつ

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春だし閑だし一杯呑める大きく参加に丸をする

# by cuckoo2006 | 2018-04-08 19:58 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

卯月「チューリップ」えてがみどどいつ

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普段着姿の一番隅の母をふり向く参観日


 小学校4年生の時の学級担任はサクライ先生。新卒の若い女性でした。オネエサンみたいな先生が嬉しくて4年1組は明るくのびのびした雰囲気でした。

 授業参観の日、後ろのお母さん達が気になる子供達はキョロキョロと落ち着きません。
サクライ先生は言いました。
「今から1分間だけ後ろを見ても良いです。その後は一切ふり向かないこと。いいですか」
私達は椅子を回してお母さん達をジーっと見ました。
嬉しく照れ臭い思いで親子でニラメッコをしました。
 
 授業参観の後の父母会から帰って来た母が笑いながら言いました。
「今日、サクライ先生のお母さんも見えてたんだって」
先生は大人なのにお母さんが来るなんて変だなあと思いながらもサクライ先生のお母さんってどんな人だろうと思いました。
 
 その後すぐに私はサクライ先生のお母さんとお会いすることになります。
夏休みにクラスの子供達全員を先生が自宅に招待してくれたのです。
私達は大はしゃぎでした。
お昼ご飯をご馳走になり、調子に乗った男子達が西瓜の種の飛ばし合いを始めました。
見る間に白い襖や障子にピンク色のシミができました。
台所から出て来たお母さんは「もう次は男の子は絶対呼ばない。女の子だけにする」とカンカンに怒りました。

 毎日ギャングエイジ(という言葉も当時はありませんでしたが)を相手にしている娘の苦労をお母さんは身を持って知ったことでしょう。
それでも帰る頃には「また冬休みにいらっしゃいね」と手を振って見送ってくれました。

 サクライ先生は私達が6年生の時、結婚され名字が変わりました。最初の教え子の私達のことをきっと覚えていてくれると思います。

♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬ ♪♪♪ ♫♫♫ ♪♪♪ ♬♬♬

今日のハル
 
「トーチャンとカーチャンと舎人(とねり)緑道公園にお花見に行ったんだ。桜も人も犬もいっぱいだったよ」




# by cuckoo2006 | 2018-04-05 17:39 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「桜」えてがみどどいつ

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いまさら別れる度胸もなくて女房と並んで見る桜




# by cuckoo2006 | 2018-03-28 21:30 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「去年の冬、きみと別れ」中村文則[著]


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内容紹介
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。話題騒然のベストセラー、遂に文庫化!

 私の大好きな又吉直樹さんが心酔する中村文則氏。2005年「土の中の子供」で芥川賞を受賞した純文学作家です。「中村文則の本を読めるだけで僕は生きていける」という又吉さんの文章を読んだことがあります。

 その又吉さんが「読み終わった時は10年に1回あるかないかの感覚だった」という中村文則の「教団X」。迷うことなく書店の本棚から引き抜いたのは3年前のことです。

 「又吉先生、カネ返してください!」が私の一番の感想でした。この小説の良さが全く解らないまま厚さ5cmの単行本を閉じました。辟易する一方、新しい感覚の小説がもう自分には理解できないのだという一抹の寂しさを感じました。それ以来、書店の棚で中村文則という名前を見るとサッと目を反らしています。

 けれどもこの春、映画化され山積みの文庫本「去年の冬、きみと別れ」を手に取ってしまいました。表紙右上には「すべての人がこの罠にハマる」とあります。私にも大丈夫そうな予感です。

 再会した中村文則作品は久々の“一気本”でした。ミステリー要素に引き込まれ最高に面白かったです。「去年の冬、きみと別れ」たのは登場人物のうちのいったい誰なのか?想像もできない世界でした。ミステリーの奥に流れる独特の世界観も感じられました。本書は「教団X」より一年前に書かれています。大好きな又吉先生の大好きな中村文則作品に私の歯が立つ部分があって一安心でした。
 

# by cuckoo2006 | 2018-03-24 22:27 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

弥生「ペットボトル」えてがみどどいつ

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梅とおかかのお握り持って美術館やらパンダやら

ぽかぽか陽気の先月の末、上野の国立博物館へ「仁和寺展」を観に行きました。
入館まで50分待ちでしたが、最古の千手観音菩薩座像など各地の国宝級の
仏像が並び見応え十分でした。
どこも混んでいる中、一番の人だかりはやはり動物園の前。
今は抽選ではなく整理券が発行されているようです。
パンダを見に来たのか、お弁当を広げている遠足の子供達もいました。

一緒に行った友人が二月歌会の「梅」の題に出したこの歌を覚えていて、
今日は、「博物館やらパンダやら」ね、と言ってくれました。
どうもありがとう。

# by cuckoo2006 | 2018-03-22 16:49 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「カレンダー」えてがみどどいつ

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春の予定を暦に入れて亭主の機嫌は放っておく

# by cuckoo2006 | 2018-03-19 19:13 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

「お雛様にまつわる誤解」3分スピーチ

皆さま、こんにちは。
私は子供の頃、お雛様に関してある誤解をしていました。

私の記憶の中の最初の我が家のお雛様は、一段目が内裏雛、二段目が三人官女、三段目が五人囃子と三段くらいのものでした。
次の年には、四段目の右大臣、左大臣、また翌年には、三人仕丁という具合に段々が増えていきました。
そこで私は、お雛様というのは娘が生まれたらその幸せを願って毎年一段ずつ買い足していくものと思い込んでいたのです。
 
小学生になって同級生の家へ行くとそこには七段飾りのお雛様がありました。
私と同じ年なのに不思議でしたが、友達にはお姉ちゃんがいたので子供心にも納得がいきました。
けれどもしばらくして、私は一人っ子の友達の家でまた七段飾りのお雛様を目撃してしまいます。
何にも知らない友達のおばさんに真実を教えてあげなければと思った私は、
「オバチャン、お雛様は一度に買ったらいけないんだよ!」と言いました。
優しいおばさんが困ったような顔していたのを覚えています。

家に帰りこの話をすると母は慌てました。
そして私は事情を知ったのです。
うちはお雛様を一度に全部買う余裕がないから毎年一組ずつ増やしていたことを。

五人囃子は高くて買えず、橘と桃の花だけを買った年もあったというのは大人になってから聞いた話です。
ですから、うちのお雛様は内裏雛が一番小さくて、下に行くに従って少しずつ見栄えが良くなります。
一番下の段の三人仕丁は殿様の履き物を掲げているのですが、殿様より大きく衣装も奇麗です。
その下のお道具の段は籠や牛が引く御所車があり、日本が高度経済成長時代に入り我が家の家計にも余裕が出てきたことが分かります。

母がこんなことを言ったのを覚えています。
「昔は二月になると伊勢丹にお雛様を一段ずつ買いに行くのが楽しみだったけど、アンタも大きくなって最後は興味を示さなくなっちゃった。やっぱり買うのにも時期があるわねえ」

何だか統一感のないお雛様ですが、そんなことも、もう良い思い出です。
毎年、唯一私と同じ年のお内裏様だけ出すのですが、今年はそれより一歳若い三人官女も出しました。
近頃は断捨離、終活などという言葉も耳に入ります。
お雛様ともいつまで一緒にいられるか分かりません。
来年は段を組み立て、赤い毛氈を引き、七段飾り全部を飾りたいと思っています。

ありがとうございました。

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今日のハル
「最上段はボクさ」
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ハル刑事何か発見
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哲学的表情
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# by cuckoo2006 | 2018-03-13 19:08 | 3分スピーチ@話し方教室 | Trackback | Comments(2)