小説、映画、絵手紙、都々逸
by cuckoo2006
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリ
全体
本(日本のもの)
本(外国のもの)
海外ミステリー
村上春樹
邦画
洋画
舞台
えてがみどどいつ
3分スピーチ@話し方教室
エッセイ@文章教室
未分類
以前の記事
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
more...
最新のコメント
明るくお元気そうなお母様..
by cuckoo2006 at 13:40
jyon-nonさん ..
by cuckoo2006 at 13:29
無くなったお母様を偲んで..
by jyon-non at 17:48
わぁ、お母様も機械で..
by jyon-non at 17:43
温泉に浸かった後の宿の朝..
by cuckoo2006 at 17:02
jyon-nonさん ..
by cuckoo2006 at 16:59
素敵。休日の光景でしょうか。
by jyon-non at 21:15
今晩は。なんだか幸せそう..
by jyon-non at 21:14
今年はお正月が2回来たよ..
by cuckoo2006 at 15:29
こんばんは、平成の世もも..
by jyon-non at 22:22
最新のトラックバック
ハミルトン カーキ フィ..
from ブライトリング ラバーベルト..
naruzu3.Exbl..
from タンク ルイ カルティエ エ..
カルティエ メンズ 財布
from ブライトリング コピー 0表示
https://shim..
from パネライ ルミノール コンポ..
https://mkof..
from ゼニス羽田 評価
ブルガリ 結婚指輪 4°c
from ロレックス オーバーホール ..
ゼニス エリート 評価 ..
from シャネル時計 ベルト調整 方法
カルティエ 指輪 love
from カルティエ 結婚指輪 バレリ..
ゼニス エルプリメロ パ..
from ブライトリング 人気 ランキ..
腕時計 ブライトリング ..
from ロレックス エクスプローラー..
ブックマーク  (五十音順)
タグ
(72)
(50)
(42)
(11)
(7)
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


「ノルウェイの森」 監督トラン・アン・ユン

ノルウェイの森」 a0163466_2136189.jpg
見どころ
87年に刊行された村上春樹の世界的ベストセラー小説を、20年以上の年月を経て実写映画化したラブストーリー。松山ケンイチ扮する大学生ワタナベが2人の女性のはざまで心を揺らすさまを、「青いパパイヤの香り」の名匠トラン・アン・ユンが、原作の持つ切ない世界観そのままに、みずみずしく映し出す。
キャスト
松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、高良健吾、玉山鉄二、霧島れいか(Movie Walkerより)



 これは、原作者が観てもがっかりしないでしょう。村上春樹作品のイメージが、かなり正確に映像化されています。それに松山ケンイチ演ずる主人公ワタナベトオルの容貌、喋り方、雰囲気が村上春樹にとても良く似てます。原作の中のワタナベと著者自身がかなりの部分で重なるので、毎回役がのりうつると言われる“憑依役者”マツケンの存在が、この映画成功の決め手となりました。

 物語のはじまりは、1967年、ワタナベと彼の親友キズキ、キズキの幼なじみの直子の三人が高校時代を過ごす神戸から。キズキは卒業を前に自ら命を絶つ。東京で空虚な大学生活を始めるワタナベ。そんな時、彼は偶然、直子に再会する。しかし、直子の二十歳の誕生日を祝った日を境に彼女はワタナベの前から姿を消してしまう。夏休みの前、ワタナベはキャンパスでミドリと出会う・・・

 学生運動が激化した大学を舞台に、髪を横分けにしズボンにシャツインした物憂い表情のマツケンは60年代の終わりにすんなり溶け込んでいるし、直子役の菊池凛子もその時代の人に見えます。ミドリ役の水原希子も入江美紀(小澤征爾夫人)か加賀まりこを思わせるような昔の洒落た女の子の雰囲気がいい具合。三人の配役に違和感がありません。

 「ノルウェイの森」を読んだ一番の感想は、『あぁ、あん時、ああいう服着てこういうもの食べて、あんなこと考えていたっけなぁ』というものでした。この映画もそれと全く同じ。スパッと切り取られたその季節の空気感に浸り、そこに居た自分と対面する、感覚です。

 辟易としたシーンは原作通りだろうし、原作の印象的な場面は幾つも削られていました。中年にさしかかったワタナベがドイツへ向かう機内で、ビートルズの「ノルウェイの森」を聴き過去を回想する、という導入部まで省かれています。そんなこんな差し引いても、この映画は劇場で観ておいて良かったと思います。

 がっかりしたくないので、原作を読んだ映画は観ないことにしているのですが、この「ノルウェイの森」は、本とは違うもう一つ別の良さを持っています。時代を流れていたリアルな風の匂いを吸い込むことができました。映画化成功でしょう。


@TOHOシネマズ西新井
a0163466_195943.jpg
by cuckoo2006 | 2010-12-21 21:50 | 村上春樹 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://cuckoo2006.exblog.jp/tb/12549419
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
<< 「森崎書店の日々」 八木沢里志[著] 「蛇を踏む」 川上弘美[著] >>