絵手紙に自作の都々逸を載せています。小説と映画の感想も。
by cuckoo2006
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「シャンパングラス」えてがみどどいつ、身の毛もよだつ?

「シャンパングラス」えてがみどどいつ、身の毛もよだつ?_d0074962_15110211.jpg

私達が「大隈会館」で結婚式を挙げたのは、1978年秋のことです。
早稲田大学構内にあったその古い建物はもうずっと昔に取り壊されました。

披露宴では、もちろん「都の西北」が夫の友人達によって歌われました。
これだけなら良かったのですが、今でもカラオケ好きの夫は、
「自分の晴れ舞台で歌わない手はない」と言い出したのです。
誰も止めることはできませんでした。

前日に生まれて初めてパーマを当て、失敗した頭の新郎は、フリルシャツの白タキシード姿。
そして歌い始めました。「君といつまでも」を。
「幸せだなあ。ぼかあ、〇〇子といる時が一番幸せなんだ。死ぬまで君を離さないぞ。いいだろ」
「いいわ」と〇〇子は微笑みました。
身の毛もよだつ光景です。

その後、親も親戚も友人達も、この一件について、今日まで一切触れることはありません。

幸か不幸か、息子の結婚式はW大と無関係でした。
「都の西北」が流れたら飛び出して若者の中央で腕を振りながら声を張り上げる夫が見えます。
それでも「君といつまでも」よりはずっとマシですが。


泣きそな顔した新婦の父も都の西北歌ってる


by cuckoo2006 | 2021-05-07 13:56 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(4)
Commented by jyon-non at 2021-05-07 17:13
微笑ましい光景が浮かんできます。

お幸せですね。良かった。💐
Commented by cuckoo2006 at 2021-05-07 21:09
jyon-nonさん
ありがとうございます。
25歳と24歳でした。
息子が25歳になった時、こんな子どもみたいなのとよく結婚したものだ、と自分を棚に上げて思いました^^;
Commented by exarakant at 2021-05-08 04:51
当時のW大学工学部の入試問題はずいぶんひねくれてまして、手が付けられなかった苦い想い出があります。
あそこ(W大学)には塀も守衛所も無くて、どこからでも入構出来ましたし、仕事でもしばしば行った大学です。
大隈講堂はもう無いのですか。

加山雄三という奴がキライで、出て来るたびチャンネルを変えたものでした。
・・・わかりますねぇ、当時の「新婦」の気分も、幾星霜も、と言っては長過ぎかもしれませんが、今に至るもわだかまるものがおありなのも。
かつての「新婦のお父さん」はどんなだったことでしょうね。
Commented by cuckoo2006 at 2021-05-08 17:45
exarakantさん
私達が結婚式を挙げたのは「大隈会館」という古い建物で、
若かったもので安いのが魅力でした。
「大隈講堂」はまだあるようですよ。
「君といつまでも」はもう完全に笑い話ですねえ。
池田先生にもお聞かせしてしまったのでした(^^;
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