絵手紙に自作の都々逸を載せています。小説と映画の感想も。
by cuckoo2006
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「世界最速のインディアン」 監督ロジャー・ドナルドソン

「世界最速のインディアン」 監督ロジャー・ドナルドソン_d0074962_1192035.jpg『解説: 60歳を超えてもライダーとしての夢を追い続けた実在の人物、バート・マンローをモデルに作られた感動の人間ドラマ。誰にも期待されていなかった年老いたライダーが、世界最速記録を更新するまでの紆余曲折をユーモアたっぷりに見せる。『ハンニバル』などの名優アンソニー・ホプキンスが、風変わりだが愛すべき老人を含蓄のある演技で堂々と演じている。夢を追い続けることの素晴らしさや、人生を楽しむコツが随所に散りばめられている。』


アンソニー・ホプキンスが、こんなに素敵な役をやるのを初めて見ました。
1962年、ニュージーランドの小さな町に暮らすバートは、自ら改良したバイク“インディアン号”と共に米国ソルトレイクのスピード競技会へ向います。

主人公バートが、もうとにかく良かった。揺るぎない夢へひたすら突き進み、格好つけるとか失敗したら恥ずかしいとか、そんな気持は一切なし。馬鹿にされても笑われても何の迷いもありません。いつでも誰にでも、大きく心を開き、人の温かさを体ごと受け止める。心底、いいなあ、と思いました。人と人との何気ないやり取りに何度も涙腺が緩みました。

人は驚くほど敏感に人の気持ちを感じ取るように思えます。バートの胸の中にあるものは、人への溢れる好意と信頼と、あとの残りは自分自身の夢だけ、というシンプルさ。これが目の前の相手に真っ直ぐ伝わり、オープンマインドが連鎖する。これなんだなぁ・・・と思い当りました。
地味で渋目ですが、日にちが立ってからもふっと心に浮かぶような作品です。

この前観た「愛されるために、ここにいる」や「アバウト・シュミット」(ジャック・ニコルソン主演)のような“哀愁のおじさんモノ”好きの私には、好みのツボの映画でした。「ロッキー・ファイナル」も絶対見に行きます!


@テアトル・タイムズスクエア
by cuckoo2006 | 2007-03-17 11:08 | 洋画 | Trackback | Comments(2)
Commented by tomomash at 2007-03-19 21:08 x
 「インディアン」、見に行ってくれましたか~。ストーリーははっきりいってベタですが、まっすぐすぎる主人公が素晴しいですよね。そして脇役もみな魅力的・・・。こんなにいい人ばかり出てくる映画も逆に貴重かもしれません。「人生には、一生に勝る5分間だってあるんだ」名言です。実在した主人公、バート・マンローの言葉にグッと、そしてそれを演じたアンソニー・ホプキンスにホロッときました。いつかあんなジジイになりたいものです(笑)
Commented by cuckoo2006 at 2007-03-20 10:15
ただ今、年間マイベスト暫定同率1位作品は、「インディアン」と「それでもボクはやってない」の2本です。この2作を越えるのは今年もう出ないのじゃないかなという予感も・・・
バートと隣家の少年の交流もとても良かったですね。「町の人はみんな失敗するって思ってるよ、僕以外はね」、この「以外はね」で、ジワァときました。
バートを見て、生涯を通じて女性にもてる秘訣も良く分かりました~
これはDVD買って手元に置いておくことにします。
ところで、次にマークしてるのは、キャメロン・ディアス主演の「ホリデイ」。
どうも今年は、観たいと思う映画は洋画ばかり、去年、邦画の秀作が出過ぎたんでしょうかねぇ。 tomomashさん、コメント感謝です。
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