絵手紙に自作の都々逸を載せています。小説と映画の感想も。
by cuckoo2006
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「バベル」 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ

「バベル」 監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ _c0155544_12597.jpg見どころ
一発の銃弾をきっかけに、モロッコ、アメリカとメキシコ、日本のドラマが同時進行していく人間ドラマ。ブラッド・ピッド、役所広司など各国の俳優たちの競演に注目。
ストーリー
モロッコを旅する米国人夫婦の妻を突然、ライフルの銃弾が貫く。夫のリチャードは妻を抱えて医者のいる村へと急ぐ。一方、その銃の登録者である東京の会社員ヤスジローは、ろうあの娘チエコの反抗に悩んでいた。(Movie Walkerより)


2年前の公開時、暗い、分かりにくい、気持ち悪い、という評判に、映画館に足が向かなかったのですが、ずっと気になっていた作品です。今回、DVDを借りて観てみたら、全然分かりにくくもないし、気持ち悪くもないし、嫌な暗さでもない。アラ、これ、いい映画ですよ。

物語は、モロッコ、メキシコ、東京と3つの場所を舞台に、同時進行していくのですが、それぞれの繋がりが、観客に分かるように展開していくので全く違和感はありません。

夫婦の危機を修復するためにモロッコを旅行するアメリカ人夫婦(ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット)。その夫婦の旅行中、幼い子供達の面倒を見るメキシコ人ベビーシッター。モロッコで、アメリカ人夫婦の妻は何者かに銃撃される。その凶器となったライフルの登録者である日本人男性(役所広司)とろうあの女子高校生の娘(菊池凛子)。

3つの別々の場所で、それぞれの時間を過ごす人間達が、何かに突き上げられるような不安と苛立ちの中、一歩ずつ破滅へと近づいていく。それは、豊かさの中の心の飢えだったり、不遇な環境への怒りだったり、まさに死に瀕する恐怖だったり、それぞれが対峙する危機の均衡が絶妙です。その破綻への過程に、不思議な程ザワザワと心が粟立ちました。

そして、破滅へ引き寄せられる中、一人一人が、自らの命と魂と向き合い、差し伸べられた手に救いを得る。取り戻された「絆」がテーマだと感じました。静かな深い癒しに、物語は終わります。あぁ、凄く疲れたけど、いい映画だったなあと思いました。


@ネリマ・ホームシアター
by cuckoo2006 | 2008-04-29 12:54 | 洋画 | Trackback | Comments(4)
Commented by 上野楽生 at 2008-05-01 06:20 x
5/5の千葉番傘川柳会20周年大会まであと5日となりました。
当日の落語口演と懇親会に向けて、落語とカラオケの稽古をしました。

夕方から先ず一人カラオケに行きました。
8曲歌い、その内5曲はかなりいい感じでした。
千葉の懇親会では憧れの人とデュエットをします。

その後、友人の落語勉強会で「大阪のおばちゃん」と「崇徳院」を稽古させて頂きました。
自分なりにかなりいい感じで演じれて安心しました。
あとは本番で200人の観客の反応を見ながら、うまく間が取れるかです。
落語を始めて4年、最高の舞台にしたいと思います。

前日の5/4に章子さん達とお会いできるのも大きな楽しみです。
午後3時に雷門の前に5人来て頂けるんですね。
近くのお店に入ってワイワイガヤガヤしましょう。
Commented by cuckoo2006 at 2008-05-01 23:31
楽生さん、こんにちは。
本当に爽やかな陽気ですね。連休中の予報も晴れマークが並んでます。
浅草は仲見世通りに提灯も掛けられて三社祭がもうすぐ。この時期の町の雰囲気を楽しめそうです。
仲見世閉店後のシャッターの絵も三社バージョンになっているので眺めに行きませんか。ライトアップされた浅草寺に翌日の大舞台の成功を祈願して来ましょう。
心愉しいひと時を楽しみにしています。どうぞ良い旅を!
Commented by 上野楽生 at 2008-05-08 07:42 x
5/4午後3時雷門に章子さん、正子さん、孔亮さんに集まって頂き、わいわいがやがや8時半まであっという間の5時間半でした。楽しいひと時ありがとうございました。
5/5の千葉番傘川柳会20周年大会での落語口演「崇徳院」うまくいきました。ビデオを撮っていますのでお送りします。見て下さいね!
Commented by cuckoo2006 at 2008-05-09 13:55
提灯の下は初詣並の人の数でしたねえ。
ほんとにあっという間に時間が過ぎてこちらこそ楽しいひと時でした。
翌日の大舞台の「崇徳院」、ウケるかちょっぴり心配しておられましたが、成功おめでとうございます!枕の「大阪のおばちゃん」も凄く面白そう。ビデオ拝見するのを楽しみにしています♪
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