小説、映画、絵手紙、都々逸
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長月「お茶」えてがみどどいつ

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ひと雨来るよと引き留められて母の話は切がない
by cuckoo2006 | 2015-09-23 16:27 | Trackback | Comments(0)

「きのね」上・下 宮尾登美子[著](再掲載)

a0163466_22582322.jpga0163466_2331086.jpgストーリー  上野の口入れ屋の周旋だった。行徳の塩焚きの家に生れた光乃は、当代一の誉れ高い歌舞伎役者の大所帯へ奉公にあがった。昭和八年、実科女学校を出たての光乃、十八歳。やがて、世渡り下手の不器用者、病癒えて舞台復帰後間もない当家の長男、雪雄付きとなる。使いに行った歌舞伎座の楽屋で耳にした、幕開けを知らす拍子木の、鋭く冴えた響き。天からの合図を、光乃は聞いた…。(文庫本裏表紙より)

 宮尾登美子さんが「国民的作家」と言われることに納得しました。この一冊を仕上げるのにどれだけ資料を調べどれだけ取材し、どれだけの時間を執筆に費やしたのか、ずっしり読み応えがありました。で、文句なく面白かった!

 父親の借金のため一家離散状態にある光乃は、実科女学校卒業後、歌舞伎役者の家へ女中奉公に上がる。華やかな世界の舞台裏へ飛び込んだ光乃は、持ち前の地道で口の堅い気質から信用を得、やがて当家の長男雪雄付きとなる。雪雄は類まれな美男役者だったが、不器用で口下手の癇癪持ちで何故か大事な襲名の折に長患いの病に見舞われていた。光乃は、雪雄の舞台姿を目にしたその日から、拍子木のきの音と共に、雪雄の存在が鮮やかに胸に灼きつく。雪雄の愛人の出産、結婚と離婚、一門宗家への養子入り、そして戦中の耐久生活に光乃は雪雄に自分の命をかけ仕え続ける。そんな日々の中、光乃は雪雄の子供を身籠っていることに気づく・・・・
 
 花形役者だが何だろうが女房に暴力をふるう男など不愉快極まりないし、雪雄の新婚生活が破綻していくのに消極的に加担した(坊っちゃまが蛸がお嫌いなことも若奥様に教えない)光乃は結構したたか。すべての後始末をしてやる“坊っちゃん命”の奉公人・太郎しゅう(この人の江戸弁には聴き惚れた)は、目に余る過保護・・・というふうに途中までは出て来る人があまり好きになれませんでした。しかし、光乃がたった一人で出産をやってのけるあたりからは、そんなことは全部吹っ飛んでいきます。この人は凄い!理屈抜きに。何を犠牲にしても雪雄の芸のために生き、そしてそれ以上に立派なのは、その人の妻となってからも陰から支える役割を一つも変えない。ブレがない。それは見事な人生です。

 私は、光乃の晩年の心模様に引かれました。若い時分の苦しい嫉妬を思い返し、今は多少のことがあっても心が穏やかなことに自分で驚くところ。親類筋の葬儀で、次男と三男の嫁と三人が揃い、「かわいそうなくらいダンチだねえ」と陰口に悲しみながらも、ありのままで自分のできることをしようと決心するところなど、共感しました。

 この物語は良く知られるように、十一代目市川団十郎夫人がモデルとなっています。本を書くにあたり著者は、団十郎サイドから、十一代目のイメージが損なわれるのを心配してか、色よい返事はもらえなかったそうです。しかし、巻末の解説で壇ふみさんが書いている通り、『読み了えたとき、先代の芝居を一度観たかったいう痛恨だけが残り、いささかも偉大な役者の風格を損なわない』に賛成です。それは、歌舞伎の舞台に命を捧げ、それを生涯傍らで支えた妻への労りが充分過ぎるほど感じ取れたから。56歳と59歳で亡くなった夫妻に安らかにと手を合わせたい気持で本を閉じました。


(2011年5/21掲載記事)
by cuckoo2006 | 2013-02-07 18:47 | Trackback | Comments(0)

2012マイベスト5シネマ

 あけましておめでとうございます。
東京は冬晴れの穏やかな三が日でした。

 さて、今年も昨年観た映画のベスト5発表といたします。「恋愛」、「アクション」、「SF」などは最初から弾き飛ばされ、アンテナに引っかかるのは、“人生の秋”のようなストーリーばかり。それに“女性の視点”がないと全く感情移入できない。というわけで、かなりの狭いストライクゾーンでの順位づけとなっております。

第1位 「サラの鍵」

第2位 「ヘルプ こころがつなぐストーリー」

第3位 「あなたへ」

第4位 「思秋期」

第5位 「人生はビギナーズ」

次点 「ツナグ」


今年もすっ飛んで観に行きたい映画に一本でも多く出会えますように♪

        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

      いいとこつまんで明るく行こう厄除け大師の人いきれ

“いいとこ摘んで”は、絵手紙教室の友人の口癖です。「悪いとこに目を向けないで、恵まれてる良いとこを摘まんで感謝しなきゃね」と。こちらはどうも悪いとこを摘まむタチなもので勉強になります。2013年の書き初めにいただきました。
早いもので、西新井大師での初詣も五度目になりました。今年も皆さまにとって健やかな良いお年でありますように。
「気ままな読書ノート」もよろしくお願い申し上げます。


★次回は、バーバラ・ピムの「良くできた女(ひと)」です。
by cuckoo2006 | 2013-01-04 14:14 | Trackback | Comments(0)

2011マイベスト5シネマ

あけましておめでとうございます。
元日の地震には驚きましたが、皆さま良いお正月をお過ごしのことと思います。
さて、観た映画の数も記憶力も減るばかりですが、今年も昨年のマイベスト5シネマ発表といきましょう。
判断基準は、自分のツボに入ったかどうか、のみであります。

第1位 ステキな金縛り

第2位 ソーシャル・ネットワーク

第3位 クレアモントホテル

第4位 イリュージョニスト

第5位 探偵はBARにいる

思い出せない映画は思い出せないだけのモノ、ということにして、心に留まるナニカを残したこの5作品に決定です。
今年も気楽に気ままにブログを更新していけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします♪

健康第一の良いお年でありますようにー

     お大師様から冬日が伸びて商売敵の草だんご
by cuckoo2006 | 2012-01-05 00:33 | Trackback | Comments(1)

2010マイベスト5シネマ

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
昨年のマイベスト5シネマ、自分のツボに入ったかどうか、だけが判断基準です。
第1位 「パーマネント野ばら」

第2位 「プレシャス」

第3位 「ゴールデンスランバー」

第4位 「ノルウェイの森」

第5位 「借りぐらしのアリエッティ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スカイツリーと歌舞伎座が建設途中の2011年、「今年」が映画や小説の舞台になる日が来るかも知れません。
この一年も元気に自分のペースで頑張ってゆきたいものです。
 
      波風立てずにひっそり隅で自分勝手に生きてゆく

2011年もお健やかな年でありますように!
by cuckoo2006 | 2011-01-05 15:21 | Trackback | Comments(0)

2009マイベスト5シネマ

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します。
昨年度のマイベスト5作品です。

第1位 「南極料理人」

第2位 「幸せはシャンソニア劇場から」

第3位 「幼獣マメシバ」

第4位 「愛を読むひと」

第5位 「沈まぬ太陽」 



2010年が心穏やかな佳い年でありますように!


       泣かす笑わす元気にさせる映画は心に灯を点す
by cuckoo2006 | 2010-01-04 15:27 | Trackback | Comments(0)

監督 滝田洋二郎

祝! アカデミー賞外国語映画賞!!

「おくりびと

c0155544_14382374.jpg見どころ
遺体を棺に納める納棺師となった男が、多くの別れと対峙する、本木雅弘主演の人間ドラマ。一見地味だが、人生最期に必要な職業を通して、家族や夫婦愛のすばらしさを描く。
ストーリー
リストラを機に帰郷したチェロ奏者の大悟。高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募した彼だが、内容は棺へ遺体を入れる納棺師という仕事だった。戸惑いながらも大悟は、さまざまな境遇の遺体と対面していくことに。(Movie Walkerより)






 映画館で、ハンカチがこれほど濡れた記憶がありません。

 オーケストラの解散により職を失ったチェロ奏者の大悟(本木雅弘)は、妻(広末涼子)とともに生まれ故郷の山形へ帰ります。「旅のお手伝いをしませんか」という求人広告に応募した彼は、社長(山崎努)面接で即採用決定。しかし、その会社は、想像していた旅行代理店ではなく、「旅のお手伝い」は、「旅立ちのお手伝い」の誤植でした。

 どこでどうしてそんなに泣けたかというと、正に今、家族を送るというその場面の、それぞれの家庭の、それぞれの状況が、痛いほど伝わってきたからです。さまざまな家族の行き場のない悲しみや苛立ちが、誠心誠意の納棺師の所作に鎮められ、癒される。遺族の涙が、どっと暖かいものに変わっていく実感がありました。

 そして、モックンが嵌り役です。雪深い山形に春が来て、周りに仕事を理解されぬまま、田園の中でチェロを弾くシーンなど澄み切っています。広末涼子の妻も可愛い。夫が、クニにでも帰るか・・と呟いた時、直ぐに「サンセー!」と手を挙げてみせます。

 はじめ納棺師を罵っていた中年夫が号泣するところと、最後に、杉本哲太が「カーチャン、ゴメンナ!」と何度も叫ぶシーン、ハンカチが濡れた二大ツボでした。それから、社長役の山崎努が巧いのなんの。日本アカデミー助演賞を「アフタースクール」の佐々木蔵之介に、というのを全面撤回。山崎努に決まりです!


(’08 12/6掲載記事)
by cuckoo2006 | 2009-02-24 14:22 | Trackback | Comments(7)

2008年マイベスト5シネマ

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します。
さて、昨年観た映画のベスト5が決まりました。

第1位 「再会の街で」

第2位 「潜水服は蝶の夢を見る」

第3位 「おくりびと」

第4位 「セックス・アンド・ザ・シティ」

第5位 「アキレスと亀」


見逃してしまったもの(「歩いても歩いても」、「ぐるりのこと。」、「つぐない」、「ブーリン家の姉妹」、「ハンサムスーツ」etc.)もたくさんありますが、映画を観たその日その時のワタシを揺さぶってくれた作品達です。
これからも細々、ぼそぼそ続けていきますので、お付き合いのほど、よろしくお願いします。

2009年も皆さまに素敵なことが幾つもありますように!
by cuckoo2006 | 2009-01-04 14:20 | Trackback | Comments(3)

ブログ開幕

現在2006年、6月10日(土)、1:40am、
後ろのテレビではW杯開幕戦、ドイツ対コスタリカ前半終って2対1、
というわけで我がブログも開幕です。

これから少しずつ本や映画の感想を書いていこうと思います。
今読んでるのは村上春樹の「羊をめぐる冒険」、最近の作品「アフターダーク」、「海辺のカフカ」あたりからからすっかりハルキに嵌りまして初期の作品を辿ってるところ。

では、開店のご挨拶はこのくらいにして、サッカーに戻ります。
by cuckoo2006 | 2006-06-10 01:44 | Trackback | Comments(0)