小説、映画、絵手紙、都々逸
by cuckoo2006
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カテゴリ:えてがみどどいつ( 343 )

弥生「チューリップ」えてがみどどいつ

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10年ほど前に、友人にお父上の年表を見せてもらったことがあります。
お父上を亡くされてすぐのことでした。
生まれた場所、小学校の名前、転校した学校、就職した会社などが年代ごとに表になっていました。

そう言えば親がどこで育ち、どの学校で学んだかなどは、ほんの一部分しか知りません。
私も90代だった父にインタビューすることにしました。

「どうして急にそんなこと訊くんだ」
「もう忘れちゃったなあ」
と言いながらも父は嬉しそうに答えてくれました。

炭坑技師だった祖父の転勤に伴い、長崎で生まれた父は軍艦島で子ども時代を過ごし、小学生の時に北海道の美唄に転校したというのも初めて聞く話でした。
長崎と北海道の小学校の名前を懐かしそうに話す父はとても楽しそうでした。

年表はというと、私のことですから途中で面倒臭くなったのか、父と喧嘩したのか覚えていませんが、未完成のまま終わっています。

この時、母は既に亡くなっていました。
母と話す時、私はいつも自分のことばかり喋っていました。
母の話をゆっくり聞いてあげれば良かったという思いは、年を重ねるごとに強くなっています。
歌で罪滅ぼしです。

  
お金も旅行もいらない母の話し相手になっている

by cuckoo2006 | 2019-03-20 21:42 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「金一封」えてがみどどいつ

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畏まってる金一封は外見も中身も有り難い

by cuckoo2006 | 2019-03-14 16:03 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「桃」えてがみどどいつ

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♪悲しいことがあると 開く皮の表紙
 卒業写真のあの人は やさしい目をしてる

3月のこの時期になると知らないうちにユーミンの「卒業写真」を口ずさんでいます。
「卒業写真」も切ない想いが沸いてきますが、私がもっと胸を締めつけられるのは「最後の春休み」という曲です。

忘れ物をロッカー室へ取りに行った春休み、誰もいない校舎の長い廊下を歩いていく、、、という場面の歌。
この曲を聴くたびに高校時代の木造校舎の匂いや、ざわめきが蘇ります。

私はユーミンと同じ年の生まれ。
ユーミンが20歳だった時、自分も20歳だったことが理屈抜きに感慨深いです。

40代の頃だったか、ラジオで夫婦関係のことを尋ねられたユーミンは
「別れるも地獄、留まるも地獄」と笑いながら答えていました。
それを聞いて何だか気が楽になったのを覚えています。

大晦日の紅白歌合戦では夫君の松任谷正隆氏と共演されていましたね。

前期高齢者になったばかりのユーミンと、これから先も元気に歩いて行きたいものです。


隅にあの娘の名前もあって寄せ書きあの日の春のまま



最後の春休み
                       作詞・作曲 松任谷由実

春休みのロッカー室に
忘れた物を取りに行った
ひっそりとした長い廊下を
歩いていたら泣きたくなった

目立たなかった私となんて
交わした言葉数えるほど
アルファベットの名前順さえ
あなたはひどく離れてた

もしもできることなら
この場所に同じ時間に
ずっとずっとうずくまっていたい

もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
たまに電車で目と目が合っても
もう制服じゃない

窓の近くのあなたの机
ひとり頰杖ついてみる
ふたを開けると紺のボタンが
隅の埃にまぎれてた

もしもできることなら
この場所に同じ時間に
ずっとずっとうずくまっていたい

もうすぐ別の道を歩き
思い出してもくれないの
そよ風運ぶ過ぎたざわめき
今は春休み 今は春休み 最後の春休み

by cuckoo2006 | 2019-03-11 21:13 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「徳利」えてがみどどいつ

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あだ名とは少し違いますが、句会や歌会では本名とは別の雅号を名乗ることがあります。
あだ名は周囲がつけますが、雅号は思い入れを持って自分自身がつけます。
日常を離れた世界に、もう一人の自分がいるような面白さでしょう。

けれども私が初めて歌会に参加した時、雅号をつけることは考えませんでした。
なぜなら〇〇君のお母さん、〇〇さんの奧さんで過ごして来た自分の名前に光を当ててやりたい思ったのです。
親につけてもらった名前がそのまま雅号になりました。

歌会のお仲間とは、もう雅号がその人そのもの。
電車の中で、「トンボさん」、「春の月さん」などと呼び合うのは愉快なものです。

 
あだ名で呼んでた常連さんの席がぽつんと空いている

by cuckoo2006 | 2019-03-08 21:33 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「ジョッキ」えてがみどどいつ

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一人来るたびまた乾杯の腕を伸ばしているジョッキ

by cuckoo2006 | 2019-03-06 16:47 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

弥生「手桶」えてがみどどいつ

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静まり返った深夜の露天風呂に先客がいると、一人じゃなくてガッカリするのと一人じゃなくてホッとするのと両方の気持ちがあります。

「今日はどちらを回られましたか」とか
お近くからです」と尋ね合うのも良いものです。

ずいぶん前のことですが、年配のご婦人と「お住まいはどちらですか」の話から最寄り駅が同じと分かったことがあります。
風邪を引いて掛かるのが〇〇医院というのも一緒。
驚くほどのご近所でした。
「本当に偶然ですねー!」と何度も言い合ったものです。

「ご縁があったらまたお会いしましょうね」とその人は笑顔で出て行かれました。

〇〇医院での再会はありませんでしたが、日本海に臨む露天風呂での温かな思い出です。

   
 女同志の話があって化粧を落した露天風呂

by cuckoo2006 | 2019-03-03 15:06 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)

弥生「梅」えてがみどどいつ

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「行くことになった学校が、その子にとっていい学校なのよ」
人から言われたこともありますし、人に言ったこともあります。

つまりは、希望する学校に入れなかった時、これしか言うべき言葉が見つからないのでしょう。
でもやはり、そこには不変の真理があります。
あの友達、あの先生、あの学校こそが、今の自分を作ったくれたのだと思います。

もう二昔前のことになりますが、今のこの時期、息を詰めながら息子達の合格発表を待ったものです。
何も手につかない中、ヨシ、受かったら久しぶりにお雛様を出そう!と良く思いました。
頭の中はもう、お雛様も一緒に合格祝い。

「駄目だったらしいね・・・」木箱の中でお雛様達は何度ささやき合ったことでしょうか。

お雛様に無茶苦茶する愛犬ハルも、もういません。

今年は不合格だった年の分もまとめて、私と同い年の雛全員を出してやりました。


落ち着くところへ落ち着きました御礼参りの三分咲き

by cuckoo2006 | 2019-03-01 16:16 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

如月「蕎麦猪口」えてがみどどいつ

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頼み上手と断り下手が名前を連ねた発起人

by cuckoo2006 | 2019-02-28 12:27 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(2)

如月「菜の花」えてがみどどいつ

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珍しいもの入っちゃないが故郷の野菜が落す土

行き来できる場所に暮らしてきたこともあり、ズボラなこともあり、親とも子とも荷物を送り合ったことはほとんどありません。
ただ1回ずつくらいは独り暮らしをしていた息子達に救援物資を送ったことはあります。
ダンボール箱に日持ちのする食糧を詰め、隙間をお菓子で埋めるのは楽しい作業でした。

このところ私が荷物を送るのは Mottainai Japan というNPO団体です。
衣類、タオル、本、文房具、食品、切手、ハガキなど清潔で状態の良いものなら何でも受け付けてくれます。

先日はスニーカー2足を送りました。
靴屋さんで念入りに試し履きをした時は大丈夫だったのに一日歩いたらやっぱり痛かった靴。
リウマチさん、あるあるです。

小さなダンボールに使わない物を入れ、一杯になったら郵便局へ持って行きます。
今流行のメルカリについて行けない古い人間には有り難い仕組みです。

愛犬ハルが旅立った前の日にレギュラーとワイドのオシッコシートを買い込んでいました。
「これもMottainai Japanに送る?でも送料の方が高いよね」
と大袋2つは、まだウチにあります。

でもやっぱりハルの名前で送ろうかな。



by cuckoo2006 | 2019-02-23 20:37 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)

如月「衣紋掛け」えてがみどどいつ

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木製のハンガーは少なくなったし、ウォーキングクローゼットに押された洋服ダンスも見かけなくなりました。

私が結婚した40年ほど前は、嫁入り道具として洋服ダンス・和ダンス・鏡台をセットで買うのがスタンダードだったように思います。
前もって新居の寸法を測り、母と一緒にデパートの家具売り場でタンスを選んだことを思い出します。

社宅の四畳半に二つのタンスはピッタリ納まる予定だったのですが、タンスの上についていた小さなツノが計算外でした。
二つのタンスは並べて置けず隣合った壁に置くはめになりました。
もの凄く狭いスペースに布団を敷いていたのも懐かしい思い出です。

次の部屋への引っ越しでタンスはやっと隣り合って並ぶことができました。
何度かの引っ越しは、この大きなタンス達といつも一緒でした。

けれども10年前、今のマンションに移る時、タンスを処分することになりました。
引っ越しの日、二階の納戸に並んでいたタンスは窓からロープで下ろされました。
二つのマホガニー色のタンスはまだ十分(私には)綺麗に思えました。
思わず引っ越し屋さんに「コレ、どこかへ寄付することはできませんか」
と訊いてしまいました。
引っ越し屋さんは作業をしたまま首を横にふりました。
きっと同じような質問を何回も受けてこられたのでしょう。

嫁入り道具の残りの一つ、鏡台はまだ我が家にあります。
小さな椅子の布カバーは愛犬ハルに噛まれてボロボロですが、まだしばらくは一緒にいようと思います。

   
煙草の匂いが残った箪笥 父の背広がぶら下がる

by cuckoo2006 | 2019-02-20 21:05 | えてがみどどいつ | Trackback | Comments(3)