小説、映画、絵手紙、都々逸
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「ラッシュライフ」伊坂幸太郎〔著〕

「ラッシュライフ」

c0155544_032377.jpg泥棒を生業とする男は新たなカモを物色する。父に自殺された青年は神に憧れる。女性カウンセラーは不倫相手との再婚を企む。職を失い家族に見捨てられた男は野良犬を拾う。幕間には歩くバラバラ死体登場――。並走する四つの物語、交錯する十以上の人生、その果てに待つ意外な未来。不思議な人物、機知に富む会話、先の読めない展開。巧緻な騙し絵のごとき現代の寓話の幕が、今あがる。(文庫本裏表紙より)



読者を疲れさせず飽きさせず、器用に目先を変えながら、分厚い長編を苦もなく読ませてしまう。そして後味は、軽やか爽やか。やはりこれがベストセラー作家なのでしょう。

お馴染みの仙台(作者の地元だそう)を舞台に展開する四つのドラマ。四組の登場人物達が、時間軸をずらしながらクロスオーバーします。「オーデュボンの祈り」では、最後の最後にてんでんバラバラだったパズルが完成しましたが、この本では、ア、この人は、きっとあっちの女性のダンナだな、などと、敢えて読者に感づかせながら進んでいきます。これがまた楽しめました。

善良ゆえに人に騙され恨みを募らす人間、夢を叶えるため不本意ながら自分の意思を曲げる人間、自分の価値観に微塵の疑いも抱かない人間、他人は利用するものとしか考えてない人間、、、様々な人間達が登場します。そんな中で、他者に囚われない自己を持つのが、泥棒の黒沢(他の伊坂作品にも登場)と野良の老犬、でしょう。しなやかで揺るぎなく、且つ、いい加減です。

仙台駅前をうろついていた老犬は、職と家族を失った中年男・豊田と行動を共にすることになります。超然とした顔で、沈む夕日を見つめるこの孤高の老犬に何度も惚れ惚れしました。また、リストラされた会社に電話をかけた豊田と、新人時代に世話をした若手社員との何気ないやり取りが染みます。豊田と一緒に泣けました。

ラッシュライフ――豊潤な人生、
「オーデュボンの祈り」、「重力ピエロ」、に続いてベスト3入りです。
 
by cuckoo2006 | 2008-09-30 20:44 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

監督スティーブン・スピルバーク

「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」

c0155544_1511713.jpg見どころ
映画史上最高のアドベンチャー・シリーズが復活!スティーブン・スピルバークとジョージ・ルーカスが生み出した、考古学者インディー・ジョーンズが新たな冒険を繰り広げる。
ストーリー
世界各国をまたにかけた冒険を繰り返し、多くの財宝やそこに隠された秘密を解き明かしてきた、考古学者で冒険家のインディー・ジョーンズ。そんな彼が若き相棒と共に、メキシコの古代マヤ文明の遺跡を巡る謎に挑む。(Movie Walkerより)









9/1、長年暮らした石神井公園を離れ、実家近くの西新井に越してきました。年間に観る映画の半分をここで観てきた「T・ジョイ大泉」ともお別れ。引越し間際に、夫婦で「インディ・ジョーンズ」を観てきました。私達にとって最後を飾るのに相応しい作品です。

パイレーツ・オブ・カリビアン」を観る前には、前作・前々作をDVDで予習していきましたが、「インディ・ジョーンズ」はその必要なし。’81の1作目から過去3作、ビデオやテレビで何度観たか分かりません。

1作目「レイダース/失われたアーク《聖櫃》」、2作目「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」、3作目は「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」。インディの父親役にショーン・コネリーが登場した3作目から、実際と同じく19年が経過し、舞台は初めて第二次大戦後となります。

感想はというと、インディ・シリーズの古き良き“情緒”がなくなっていました。3作目だったか、万能パワーを持つ聖杯を守り続けた老剣士が、何百年ぶりに攻め込んで来た敵と扉の前でヨロヨロと剣を交わし、役目を終えて安堵の表情で倒れるところが、特に好きなシーンでした。今回は、古代歴史ロマンが薄れ、CG満載の「ハムナプトラ」化してしまった。インディ・ジョーンズも時代の波に押し流されてしまう寂しさを感じます。

だけど、ハリソン・フォードは若い!「ロッキー」のシルベスター・スタローン、「ダイ・ハード」のブルース・ウィルス、と復活作のヒーローの中でイメージが全く変わらないのがハリソン・フォードでしょう。トレードマークの山高帽によれよれのシャツでニヤリと笑うインディは、過ぎた歳月を感じさせません。

ラストは、コレを出してしまったら、もう次回作はナイョ、というものでした。復活作の中では、1位(昨年のマイベスト1作品)は、「ロッキー・ザ・ファイナル」、2位(度肝を抜く新趣向で来た)は、「ダイ・ハード4.0」、本作は3位。しかしそこは、腐ってもインディ、公開2ヶ月を経た週末、観客席は8割方埋まっています。

主題曲をハミングしながら映画館をもう一度振り返ってみました。


@T・ジョイ大泉
by cuckoo2006 | 2008-09-04 08:36 | 洋画 | Trackback | Comments(2)