小説、映画、絵手紙、都々逸
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海堂尊〔著〕「ナイチンゲールの沈黙」上・下


c0155544_1241148.jpgc0155544_1242490.jpg第4回「このミス大賞」受賞作、300万部を突破した大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』の続編が登場。大人気、田口・白鳥コンビの活躍再び! 今度の舞台は小児科病棟。病棟一の歌唱力を持つ看護師・浜田小夜の担当患児は、眼の癌――網膜芽腫の子供たち。眼球摘出をせざるをえない彼らに心を痛めた小夜は、患児のメンタルケアを不定愁訴外来担当の田口公平に依頼し、小児愚痴外来が始まった。(文庫本裏表紙より)
 
 上下巻2冊、最後まで全く合いませんでした。まず、文庫本の帯の、第4回『このミス』大賞受賞作というやたら大きな活字にダマサレタ。その下に、『チームバチスタの栄光』の著者が贈る・・・とあります。毎年ミステリーファンが注目する宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞を取ったのは、前作「チームバチスタの栄光」の方でした。ただ今テレビ放映中です。

 というわけで、変だ、これが「このミス大賞」とは絶対に変だ、と首を傾げながらページを捲り、下巻に入ってやっと間違いに気づきます。現役の医師でもある著者の文章には、引っ掛かりばかり感じたし、子供の病気という題材に、SFめいたその治療法など、呑み下すのに一苦労しました。
 
 それから、登場人物が余りに多い。病院内での課をまたがる勢力関係に、警察庁の人間と警視庁の人間の攻防など、もう、どんどん、どーでもよくなってきます。大好評らしい前作を先に読んでおけば随分違ったのでしょう。肝心の殺人事件の謎解きもミステリーとして成立していませんでした。

 私は、貧乏性なもので、面白くない本でも、まず途中で止めません。そこまで読んだ時間が無駄になるのが勿体なくて悔しいから。そんな私も数年前、読み始めてすぐ、遠くヘブン投げた本があります。それは、映画「めぐりあう時間たち」の原作本、「ダロウェイ夫人」(ヴァージニア・ウルフ著)。中年婦人の目を通して、6月のロンドンのある一日が、朝から丹念に描写されていくのですが、その“病前性格”のような几帳面さに、読んでるこちらの神経がおかしくなりそうになった。粘着性の緻密さに身体が拒否反応を起こしました。そういう意味では、この上下巻は、スラスラと読める明るい軽さがあります。でも、海堂尊氏とは、どう転んでも相性が良くなる見込みはありませんが・・・。
 
次に選んだ一冊は、乙一の「暗いところで待ち合わせ」、こちらは、出だしからしっくりきてます♪
by cuckoo2006 | 2008-11-30 22:52 | 本(日本のもの) | Trackback | Comments(0)

「容疑者Xの献身」監督西谷弘 原作東野圭吾

「容疑者Xの献身

c0155544_21303254.jpg

見どころ
天才物理学者と女性刑事のコンビが難事件を解決する、人気テレビドラマ「ガリレオ」の劇場版。福山雅治演じる“ガリレオ”こと湯川教授が、天才数学者の仕掛けた謎に挑む!
ストーリー
顔がつぶされ、指が焼かれた男性の死体が発見される。刑事・内海は、被害者の別れた妻の隣人が、湯川教授の大学時代の友人・石神であることを突き止める。やがて、湯川は事件に石神が関わっていることを推理する。(Movie Walkerより)


 実は、何を観るか決めずにシネコンへ行き、上映開始時間で選んだ作品でしたが、これがアタリ。やはり定番には安定感がありますね。

 何と言っても飛び抜けて良かったのが堤真一です。アパートの隣に住む、母娘の出す生活音を聴く恍惚の表情など、役者だなぁともう惚れ惚れ。この冴えない中年男役、香川照之あたりがはまり役なんでしょうが、堤真一も演技力で“端整オーラ”を消し去ります。

 松雪泰子からはひしひしと伝わってくるものがあったし、柴咲コウも生き生きと魅力的。
ただ、“ガリレオ”こと湯川教授の福山雅治には厚みが感じられなかった。劇中、一人だけアニメの主人公のようだった。完全に堤真一に食われてました。

 ラストに、堤真一が、「どうしてなんだ?!」と泣き叫びます。この号泣の意味は?
明晰な頭脳で練り上げた計画に狂いが生じた無念なのか?
イヤ、断じて違う。人として、男として、報われたのです。
石神さん、良かったね!と思わず胸が熱くなった。これでグーンと後味がよくなりました。

 「アキレスと亀」のように頭がこんがらがって映画館を出ることもなく、映画観た、楽しかった、と実感できる作品。お薦めです。


@TOHOシネマズ西新井
by cuckoo2006 | 2008-11-12 21:24 | 邦画 | Trackback | Comments(0)

「アキレスと亀」監督 北野武 

「アキレスと亀

d0074962_8283910.jpg見どころ
北野武が監督・主演を兼任する最新作。売れない画家と彼の才能を信じる妻の、長年にわたる絆を暖かく映し出す。北野作品初出演の樋口可南子と麻生久美子がヒロインを好演。

ストーリー
幼い頃から絵に興味を持ち、画家を志すようになった真知寿。やがて、自分の才能を理解してくれる幸子と出会った彼は結婚。その後も妻に支えられて創作に打ち込む真知寿だが、誰も彼の芸術を評価しようとはしなかった。(Movie Walkerより)


 










 嬉しいことに今度のシネコンは、うちからシートまで10分かからない近さになりました。早速老父と観に行ったのは、「セックス・アンド・ザ・シティ」。しかし、この映画、やはり92歳にはきびしかったようです。早口の字幕が読み取れず、最後まで4人の女優さんの顔が区別出来なかったと嘆いていました。今度は、邦画を観ることにします。私も初めての北野映画です。

 子供の頃から、絵を描くことが、生活のすべてだった真知寿。その少年期、青年期、そして中年以降と、人生のすべてを絵を描くことに捧げ尽くした男の物語です。父親の事業の失敗により、一夜にして境遇の激変した少年時代。この少年時代が、もう堪らなく良かった。真知寿少年を取り巻く世界が、スクリーンから溢れ出る感覚に酔いました。続いて、青年期の真知寿を演じるのは、北野作品でお馴染みの柳憂怜。苦学しながら絵を描き、愛する人と出会います。この辺までは、年間ベスト1作品出現!と信じきっていました。

 けれども、問題はここから。フツウに感動させるのは癪だと思ったのかどうか、タケシ演じる中年期の真知寿は、もう不条理劇の様相です。違和感ばかりでした。不幸な境遇の中、没頭できるものが、自分自身を支えた少年時代。それが、年齢を重ねるにつれ、自らを壊す狂気へと変わってしまうのか・・・。また、あれほど自分の世界を確立していた真知寿が、画商の好みに振り回され自分を失ってしまうというのも解せないことでした。前半は、ぶっちぎりで今年の一位!と心躍ったのですが、終盤は、ずっと、ナンジャコリャ?でした。隣の老父も熟睡しています。

 冒頭紹介された「アキレスは、永遠に亀に追いつくことができない」というパラドックスも私には理解不能。北野映画と体質が合わないことを実感してしまいました。それでも、意味不明ながら、不思議に何かが心に残ります。取り合えずは、「セックス・アンド・ザ・シティ」と同列3位の棚に置いておきましょう。他の北野作品も見たくなりました。「HANA-BI」でも借りてくることにします。


@TOHOシネマズ西新井
by cuckoo2006 | 2008-11-04 22:56 | 邦画 | Trackback | Comments(0)